地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

初夏の会津乗り鉄旅 (2) 会津鉄道をゆく

2007-06-17 00:11:38 | 地方民鉄 (東北)


 会津田島に到着後はすぐに9:45発・会津若松行きに乗り換え。2両編成で停車しているのを目にして「しめしめ、田島から若松に用事がある人が利用するにはちょうど良い時間の列車だから、ボックス席は独占出来ないかも知れないけど、まあ余裕だろう」と思いつつ、まずは車庫に停車中のAT-600形を撮影しました。一昨年末のデビューから早くも1年半、すでに台車回りはそれなりに汚れていますが、OZEXにも使用される準優等車両としての存在感は十分! (と言いますか……AT-500・550形の二種類の野口英世ラッピングがどうもアレですな……-_- ちなみに、↑の画像では、手前のポールのうち車体にかかる部分と、そのポールの奥にある「宝くじ号」の表記を消させて頂きました)
 このシーンを撮影後は、いよいよ車内へ。しかし……次の瞬間、ボックスシートに座ってのんびりと渓谷美を楽しむという期待は打ち砕かれました。何と、幼稚園の遠足で2両編成は満員……しかも喧噪の渦 (T_T;;)。せっかく高い運賃を払って癒しを求めてきたのに、これは一体何という仕打ち……。



 ただ幸いなことに、幼稚園の遠足ご一行様は下郷の手前の新設駅「ふるさと公園」で下車! こうなれば余裕で1ボックスを独占出来ます (^o^)。あるいは、単行で済むところを、園児ご一行様のご利用のために増結していたのかも知れず、遠足サマサマという気分になってくるから不思議です (爆)。
 ここから大川 (阿賀野川) の鉄橋を渡り、湯野上温泉に着くあたりまでが会津鉄道の車窓風景ハイライト! 手前に水田や渓谷、そして山藤の花、遠くに那須連峰を望みながらの車窓風景はゼイタクそのもの! (^o^) ただ、乗っている編成は「野口英世の母親が英世に宛てた手紙」をまるごとラッピングした編成で、窓にも無情なラッピングがされているため、せっかくの風景が……(号泣)。AT500・550形は明るい車内で、ボックスシートも座り心地が良いだけに、本当に惜しいことです……。重要部or全般検査のあかつきには、AT-600・650形と同じような会津新塗装になることを祈っております。
 そうこうしているうちに、車内は次第に温泉帰りの客や若松への用事の客が増え、40〜50人ほどの乗客を乗せて西若松へ。田島で乗務を終えて西若松の本社へ戻る運転士氏が2両目で眠りこけてしまい、ダッシュして来た本務の運転士氏に叩き起こされ、車内の爆笑を誘いながら下車するという珍シーンもありました (^^;;)。そしてついに若松に到着! 5年ぶりに訪れる会津若松駅は昔ながらの風情でしたが、ただ一つ大きな違いが……。訓練運転用の719系が側線に停車しており、いよいよ磐越西線の世代交代が迫っていることを思い知らされたのでした。