
今週末に迫った東横線8039Fのリバイバル急行運転=8000系引退イベント第一弾を前に、当ブログも気がつけば東急ステンレスカー大特集となっておりますが、今日はそういえば昨年秋〜初冬に撮影しておきながら未だにアップしていなかった7700系を扱ってみたいと思います (^^;
池上・多摩川線における7600・7700系と1000系の現在の勢力は、それぞれ約半々といったところでしょうか。1000系が立て続けに姿を現すと「あぁ……いつの間にか池多摩線も面白みが減ってしまったなぁ……」と思いますが、7700系が姿を現しますと「これぞ池多摩線の味わいに辛うじてマッチする車両! 古き良き昭和の山の手の街並みには、やはり昭和の車両でないとなぁ……」としみじみ (^_^)。いっぽう、一歩車内に入ればあら不思議、車内は大幅にリニューアルされてVVVFが鳴り響いているわけで、このギャップが何とも言えません (^^;)。「もったいない」精神をもとに (?) 折角丁寧に使われているのに、数年後には全廃とは……と思うと複雑な気分です。やはり、いい加減古典 (?) の部類に入る外観や天井が低い車内など、見た目が問題になるのでしょうか。

さて、池多摩線最大の名物 (迷物?) といえば、サハを電装・先頭車化したデハ7715でしょうか。地方私鉄に転じた7000系では割と一般的に見られるこの顔も、東急に残る車両としてはこの編成のみ! 角形前照灯に運行番号表示など、何とかハイグレード (?) な方向に差別化しようとしているものの、所詮は何だかヘロいヤツ……という雰囲気 (^^;)。その哀愁がたまりません! そして、池上線は架線の位置が相当高いようで (?) シングルアーム前パンがビヨ〜ンと延びているのもヘロさに輪をかけているような気もします。ただ、撮影する際にはその分、画面に写し込むことが出来る車体の大きさが相対的に小さくならざるを得ず、かなり苦労するのも事実です(池多摩線の他の車両と比べると相当勝手が違います……はい ^^;)。
何はともあれ、その個性的な風貌を一日も長く東急線上で眺められることを願うばかりです (^_^)。