地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

東武日光線の休日・8000系天国

2007-06-12 10:13:22 | 大手民鉄 (東武)


 宇都宮線30000系の話題のついでに、4月末の東武撮り鉄の成果を今さらながらアップしてみたいと思います (^^;
 今年の黄金週間の東武といえば、赤い1800系が山登りをするという神秘的な姿や、ナイスな競演としか言いようのない183系「彩野」臨時特急が巷の話題をさらったことは記憶に新しいかと思います。というわけで私も、小山駅で停車していた115系に釣られて栃木まで来た以上は1800系を是非……と思ったのですが、夕方まではじゅうぶん時間があるため、かねてから一度じっくり撮ってみたかった、南栗橋以北の区間における8000系の活躍を記録しておこうと思ったのでした。とくに、現在の土曜休日ダイヤでは、日中の南栗橋=新栃木間の区間運転はすべて8000系で運用されており (少なくとも私が今まで見たかぎり ^^;;)、1時間に1回姿を現す6050系との競演が見どころです。その成果として、板倉東洋大前で撮影したのが↑のカット (^_^)。



 しかし……この日の天気予報は、午後から激しい雷雨という何とも不吉なもの。しかも、8000系を1本撮っただけで、急に西の方から空が暗転してしまいました (-_-;;)。そこで、一度乗ってみたかった板倉東洋大前=館林間の路線バスを利用して館林に転戦。全区間200円という激安ぶりも手伝って、板倉駅前を出る時点で座席は埋まり、途中高校生や一般客が次から次へと乗ってきたため、館林に着いた時点では寿司詰めの満員になってしまいました (爆)。利根川の北岸沿いをのんびりと走る30数分……という期待は大きく裏切られてしまいましたが、激安運賃で多くの客を稼いで元を取るというのは、営業戦略として意外と有効なのかも知れません。
 それはさておき、館林駅前通りに差しかかると……ついに横殴りの暴風雨!! 下車後は速攻で館林駅に逃げ込み、とりあえずは小泉線のワンマン8000系を撮ろうとしたところ……ISO400で、1/30・F4.0も稼げないという超真っ暗ぶり! これで午後3時とは……(-_-;;)。仕方がないので久喜行きに乗ったのですが、羽生までは超徐行運転でした。
 トブコに着くとようやく嵐から逃れ、光量もそれなりに回復したため撮影モードに入ったところ、何ともうまい具合に原形顔の8000系区間準急登場! LEDなのが残念ですが、ミクリ以南では昼間の8000系は貴重になっているため、贅沢は言えないですね (^^;)。