正面の塗りの問題ゆえに折角のモールドの良さの魅力が大いに削がれてしまった感がある鉄コレ東急8500シリーズですが、改めて眺めれば眺めるほど「ううう……勿体ない。一刻も早く自分なりに修正を加えてお気に入りの一品にしたい!」と思いまして、まずは長電8500系からN化と色差しを手がけてみることにしました。秩父7000系はグリーンにどの塗料を使えば良いかを未だ見定めていないのに対し、長電8500系はGMの西武レッドとシルバーがあれば事足りますので……(^^;)。
具体的には、3箱購入した中から社紋が適切な位置に印刷されているものを選び、車番や社紋には手を付けず、正面に色差しをしたのち半光沢クリヤーを吹き、それとは別に屋根を外して1mm口径の穴を開けアンテナを装着しただけですが……お目々ぱっちり♪ライン真っ直ぐくっきり♪とさせただけで劇的にリアルな雰囲気に変わりました……(*^^*)。左が色差し&N化後の車両で、右が未施工の車両です。「それでも粗だらけだ」と言われればその通りでしょうが、とりあえずパッと見で、8500系の印象通りにシャープな雰囲気に近づいて一安心……。ハコそのものが持つ本来の魅力が十分引き出されたような気がします (^O^)。
ただ、一旦バラした際に気づいたのは……窓のはまり具合の浅さでしょうか。薄めな雰囲気のガラスパーツそのものは良いのですが、それが逆に車体から外れやすいことにもつながり……下回りを装着する際に呆気なく窓が外れて相当難儀しました。セロテープでガラスパーツの足の部分を車体裏側に仮止めしたまま下回りを嵌め、その後でセロテープをヒュッと抜けば良いのですが、それに気づくまで時間がかかったという……(すみません、初心者で……^^;;;)。
完成後、さっそく鉄コレ長電2000系と並べてみたところ……ををっ、何という須坂チックな雰囲気! 8500系がここまでリアルな雰囲気ですと、単に薄味な塗装のままN化パーツを装着しただけの2000系がいささかショボく見えてしまうのも否めませんし(右側の、屋根を交換してクーラーを装備させた林檎色旧塗装に至っては、そもそもまだN化もされていない状態 ^^;)、未だ行先表示幕やHMも貼り付けていませんので (汗)、これから時間をかけて自分なりにバージョンアップを図って行こうかなぁ……と思っているところです。
いっぽう8500系といえば、GMの軽量鋼体車キットも早く手がけたいですし、しばらく個人的には「東急まつり」となりそうです (笑)。そう言えば、昨年の秋に顔だけ塗ったジャカルタ8007Fの製作も全然進んでいませんし……(滝汗)。