地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

梅小路1080号機、日英両国旗で装飾!

2010-05-20 00:00:00 | 保存・園内・特殊車両


 さすが英国製SLだけあって、ユニオンジャックが良く似合います……。



 デモ運転「スチーム号」の主力・8630、訪問時はこの位置で休息中~。



 「なめくじ」D51 1を先頭にした、迫力満点の大型SL三重連(爆)。



 戦時設計の小型SL・B20が屋外に出されているところに初めて遭遇 (^^;

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 京の都に鎮座する鉄道文化・鉄道趣味の殿堂である梅小路蒸気機関車館は、このたび英国ヨークの国立鉄道博物館との姉妹提携10周年を迎え、あれこれの記念行事や展示が行われている旨が公式HPでも紹介されていますが、とくにその目玉と言えるのは、貴重この上ない明治期の英国製SLの生き残りである1080号機 (葛生の山中で専用線廃止後も秘蔵されたのちJRWに譲渡) に日章旗とユニオンジャックを掲げて展示されていることでしょうか。昨年の秋、京都出張のついでに1080号機の屋外公開を眺め、日英両鉄道大国の歴史的なつながりに思いを馳せたものですが、今回1080号機が美しく装飾した姿に触れるにつけ、改めて日英友好万歳!という気分になったのでした。私は英国に一度行ったことがありますが、非鉄時代の最後の頃で、申し訳程度に地下鉄のサーフェス・ライン(かつての蒸気地下鉄道。車体はチューブと違ってまぁまぁデカい) を撮っただけ……(^^;)。今考えるとつくづく勿体ないことをしたものでした。いずれ再訪のあかつきには、SLの名機の数々と0系新幹線が仲良く展示されているヨークの鉄道博物館はもとより、いろいろな路線や保存鉄道で乗り鉄・撮り鉄したいものだ……という思いがこみ上げますね~。
 いっぽう、屋外には8630やD51+C62×2、それにB20が展示中~! 梅小路は一見すると常に同じ車両が展示されているようでありながら、実は訪れる度に展示位置が変わっているなど微妙な変化に富んでいますので、何度も再訪のし甲斐があるというものです。あとそういえば、C57 1がバラバラにされて修繕の真っ最中でした。ちなみに、今回の最大の目的はこれらの車両ではなかったりします (^^;)。続きは改めて~。