地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ羽後交通キハ3を塗装変更する

2010-11-07 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 如何にも地方私鉄電車なラインナップが揃った鉄コレ第12弾の車両をフリーランス地方電鉄車両へと編入するべく、僅かなヒマを見つけてシコシコと作業する今日この頃。先日もアキバのP店や蒲田の祭りにて美味しい車両の晒し売りを複数ゲットし、早速塗装を剥がしつつあるところですが、その作業と同時並行で鉄コレ第10弾車両=キハ・コレクションの中から一部をピックアップし、各地の地方私鉄でマスコット的存在としてぶら下がっていた気動車改造クハの類を用意してみることにしました。
 そこで流用したのが……羽後交通キハ3。鉄コレ第10弾、個人的には東武キハ2000や鹿島鉄道キハ430を確実に2個ゲットしたいというわけで2ボックス購入していたのですが、そうなると必然的に「1両あればコレクションとして十分」な車両がドッと増えることになります。このうち、濃いぃ黄緑色と臙脂色の組み合わせがかなり強烈な印象の羽後交通キハ3も、1両は話題のタネとして手許に置いておくのも悪くないと思う反面、元々馴染みがないだけに2両も必要ない……と思える車両です (^^;)。そこで、1両を思い切ってシンナーにドボンと投じ、適当に手を加えて遊ぶ方が楽しかろうと思った次第 (^^;;)。
 


 というわけで、フツーに色を独自カラーに塗り直し、窓廻りはスカイグレーorフラットアルミのエナメル塗料でドレスアップ (?) し、屋根廻りは小型2列ガラベンを全て切除して銀河のグロベンを載せ (小型ガラベン、屋根と完全に一体の成形であるため、屋根と通風器を塗り分ける際に面倒 ^^;)、再び組み上げて完成~。床下のエンジン本体パーツを外すことで電車クハと見立てておりますが、気が向いたら単行気動車、もしくは電化~非電化線直通用車両 (「コントローラーを複数搭載し、電化区間ではぶら下がり」とか……。昔の遠鉄みたいですね ^^; コントローラー複数搭載といえば、名鉄モ520[HL制御のモ510と連結する際にはぶら下がりクハ扱い]も思い出します) とすることも勿論可能です。
 完成したこの車両、もちろん既成のMyフリーランス地方私鉄電車のどれと連結しても絵になりますが、正面2枚窓という点では近江モハ51、側面が小振りな2段窓という点では上田モハ4257との組み合わせがイケているなぁ~と自己満足に耽っております。しかしまぁ何にしても、2段窓は本体と一体で成形されているものよりも嵌めガラスパーツの方がはるかにカッコ良く、しかもアルミサッシと見立てる際に窓廻りをわざわざ必死に塗る必要も生じませんので、一日の長がありますなぁ……。それでも、必死に窓廻りを塗って、エナメル溶剤でハミ出しを拭き取り、暗い色の車体に窓が浮き立つかの如く映えて見えますと、塗った甲斐があったなぁ……と思います (笑)。