
魅力的な車両がてんこ盛りな鉄コレ第12弾、そろそろどの店でもボックス売りやブラインド売りの在庫が消えつつある頃でしょうか? 晒し売りにおける銚子や叡電の高騰ぶりは唖然とする反面、琴電の余り方が……(^^;)。いやいや、琴電600も十分魅力的だと思うのですが、他の車両がもっと良すぎるのでしょう。
とまぁそんなことを思いつつ、仕事でぐったりして帰宅した後辛うじて寝る前にシコシコと続けた第12弾車両のフリーランス化改造、このたび目出度く伊予鉄モハ106と一畑デハ3を種車とする車両が完成しました!\(^O^)/ この2両及び近江モハ51は、他の車両と比べて高騰しておらず、気軽に魅惑のフリーランス旧型電車を作るうえでは最高のコストパフォーマンスだろうと睨んでの工作でしたが、まさに期待した通りの出来具合となりました……(*^_^*)。

とりあえず、種車に対して変化をつけるため、及び屋根とベンチレータの塗り分けのため、両者とも屋根と一体成形のベンチレータを切除し、代わりに銀河のグロベン (Myフリーランスはこればっかし……という感じですが、シャープな成形がお気に入りであります) を載せております。また、前照灯は気合いを入れまして、元のショボいものを塗装変更するのではなく銀河の旧型電車用前照灯を装着~。鉄コレ本体の値段が700円台であるのに対し、1両あたりの前照灯&グロベンのお値段が約500円ほどかかっているわけですが、それを無駄な出費とみるのは一般人の感覚であり、それをピリリとスパイシーなドレスアップとみるのは酔狂さの発露だということになるのでしょう……(→もちろん私は後者^^;)。
何はともあれ、如何にも半鋼製電車!な王道を凝縮した車体に、暗く地味な塗装がドンピシャでマッチして激しく満足です……。嵌めガラスパーツの銀色の窓枠が浮き立って妖艶な輝きを放っていますし、伊予鉄モハ106のHゴム部分を黒から灰色9号に塗り直したのも見栄えを引き立てています。あと、伊予鉄モハ106につきましては貫通路側を前パンに変更! この最高に私鉄旧型電車な表情に悶絶です……(爆)。あとは出来れば幌を取り付け、一層シブくてゴツい面構えを実現させようと思ったのですが、しまった、GMの幌パーツの買い置きが払底…… (笑)。
う~む、こんな感じでフリーランス化しても大いに遊べる鉄コレ第12弾、個人的には最高です……。もちろん、こんな雰囲気の私鉄小型~中型車は多種多様に存在していたわけで、今後どのよう車両が製品化されるか楽しみです。あんな車両、こんな車両、いろいろと思い浮かびますが、特に今後上田交通や、1970年代の上毛電鉄、1980年代の北陸鉄道、京王カルダン導入前の伊予鉄、といった車両陣がシャープなモールドと嵌めガラスパーツで製品化されるのであれば、嬉しすぎて相当ヤバいです (笑)。秩父100系も、クハとクハニ両方揃えて是非……(爆)。