
しばらく間が開いてしまいましたが、加悦SL広場シリーズの続きです。
加悦鉄道の古典車両、DCのコレクションは素晴らし過ぎて涙が……という感じですが、PCも負けてはいません。ハ21の車歴は1893年・鉄道省新橋工場新造というスゴさであり、車体こそ1935年に作り直されたものの、産業遺産としての価値は決して他に劣るものではないでしょう。しかもそんな車両が屋内ではなく、こうして青空の下に佇んでいるのですから……。

そしてこちらは旧・伊賀鉄道の注文流れ品として加悦鉄道開業時から活躍してきたというハ10。ダブルルーフの構造を外と中の両方から味わうことが出来ます……(*^^*)。短距離の路線に二等車とはこれ如何に?という気もしますが、鉱山関係者(経営陣や技師など)の出張利用時には重宝したのかも知れません。
他にもハブ3・フハ2・ハ4995といった客車が現存していますが、フハ2の画像は後日改めて (^^;)。ハブ3とハ4995は下回りをからめて撮影出来ず……(苦笑)。

ハ21車内。ボックスシートがメチャ狭! (^^;

ハ10車内。とにかく美しい……。
二等車部分との仕切りは平成6年に復元されたとのことです。