地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

東急恩田通信・秩父デハ7503ほぼ完成編

2010-11-26 00:00:00 | 大手民鉄 (東急)


 昨日秩父鉄道公式HPに掲載された『秩父鉄道ニュース』12月号によりますと、先月甲種輸送された7502Fの正式デビューが来月24日と決まり、熊谷出発にあたっては7502Fと入れ替わりで引退するカナリア1012Fと並べて展示するミニイベントを開催するとのこと。また、1両の車内にはクリスマスの装飾を施すとか。うーん、既に小学校の終業式後に当たり、親子連れでお誘い合わせの上どうぞ……という趣旨なのでしょうが、ファンの参加については「世間の浮かれぶりと無縁で孤独な趣味活動に徹する皆様への秩父鉄道からのプレゼント」ということでしょうか?!
 それにしても、7501Fのデビュー時にイベントを行い、7502Fでもイベントを行うということは、今後も新規導入編成が就役する度ごとにイベントを行い、離脱する1000系と合わせて記念切符を売ることになるのだろうか……??と思わず勘ぐってしまわなくもありません (^^;)。7501Fと7502Fはライトの位置が異なりますので、一応「新型」という位置づけだったりして……(笑)。

 

 いっぽう、7503Fの甲種輸送日が決まったようで、秩父の車両事情は来年に向けてますます変動して行くことが感じられますが、その7503Fの改造工事は残り一ヶ月を切って大詰めを迎えているようで、昨日恩田を訪れてみたところついにデハ7503が表に引き出されていました。秩父向け8090系改造工事にあたっては、クハ8090 (奇数) をデハ7500へと電装するのが最も大変な作業であると推測されますので、長らくクハ8085改めデハ7503はテクノの屋内に取り込まれたままでしたが、入れ替わりにクハ8086改めクハ7703が庫内に取り込まれて最後の調整に入ったということで、恐らく近いうちにテクノを出て編成が組まれることになるのでしょう。しばらく社紋と車番に覆いがされていたデハ7603も、ここに来て甲種輸送の予定が決まったことから、昨日は既に社紋が丸見えとなっておりました。車体が徹底的に磨き上げられていますので、ついでに剥がしたのでしょうか。
 そして背後の工場本屋側無架線地帯には、引き続きクハ8093+デハ8194の姿が。この2両がテクノ側に取り込まれる日も恐らく近いのでしょう……。
 ちなみに昨日は、8628Fが5連+5連に切られた状態で正門脇に。いや~8500系の入場が相次いでいるようですが、リーマン・ショック前に8630Fまでの迅速な全廃がブチ上げられたのは一体何だったのだろうか……という気がします (汗)。もうこの際、南海6200系と同じようにVVVF化してしまえば良いのでは?と思うのは私だけでしょうか……(妄想失礼 ^^;)。