地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

新ジャカルタ炎鉄録 (21) 都営6000緑帯

2010-12-01 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 昨晩は都内某所にて、インドネシアをはじめアジア各地の鉄道に親しむ最高に濃いぃ宴が開催されまして、ビア・ビンタンを飲みスパイシーなインドネシア料理に舌鼓を打ちながら、次から次へと明るみに出るあんな車両やこんな車両の動向に思わず圧倒される思いでありました……! 多忙な私も来年の夏には必ずや、たまたま重なってしまうラマダーン(断食月)を厭わずジャカルタを再訪するつもりですが、その頃には一層激しく興奮モノな並びシーンも見られるだろうと思うと今から超ワクワクものです (*^^*)。一方、前に期待を炸裂させて記したボゴール~バンドゥン間の運行再開は暗雲に乗り上げたままで全く見通しが立たないことや、相変わらず「終わっている」猛烈な混雑の現実など、いろいろな問題をも再確認させられたのでありました。他にも、中国・韓国・台湾・東南アジア各国の話題が俎上に上り、これらの国々についても「う~行きたい or 再訪したい!」という願望が改めて沸々と……(^^;)。仕事疲れでヘロヘロながらも宴の間はハイテンションで、気がついてみたら終電間際 (笑) でありましたが、やはりこういうひとときが欠かせないですね~。というわけで、幹事役のKucing Kampung様をはじめ、ご参加の皆様には大変お世話になりました! m(^^)m 次回も宜しくお願い申し上げます!



 というわけで、ジャカルタの「贈り物」車両シリーズ、今日は都営6000系の緑帯をアップしてみましょう。かつては一律に青帯→橙帯であった都営6000系も今や多様なカラーを擁するに至っていますが、総じて正面改造車が独自カラーとなり、ボゴールの虎の子編成である6121Fが紺帯となっているのはあくまで特殊事例であり、原形を保っているその他の編成は一律に緑+黄帯に統一されつつあるようです。とくに都営6000系の6連運用が多数 (?) 設定されているタンゲラン線やスルポン線では、この帯色の都営6000系は「路線の顔」という印象を受けますし (スルポン線はもともと朝夕にメトロ5000系の急行運用があるのに加え、最近メトロ7000系のエコノミーAC運用も増えつつあるようですが……)、8連が終日活躍する中央~ボゴール線でも、昨年は朝夕のデポック出入庫6連を除いて見かけなかった緑帯編成がいつの間にかメジャーな存在となっています (^^;)。
 そんな都営6000系……東急8500系やメトロ5000・東陽1000系の多くが青+黄帯となりつつあるのとは対照的に、何故か1本も青+黄帯となっていませんが、どうもこれはインドネシア鉄道直属車としてマンガライ工場で検査を受けるか、それともKCJ (ジャボデタベック通勤電鉄) 所属車としてデポック電車区で検査を受けるかの違いによるようです (汗)。まぁ、そんな帯色のバラバラ・バラエティぶりがジャカルタの鉄道シーンの魅力だと思うのですが、どうやら赤+黄、青+黄、緑+黄の3パターンに収斂しつつあり、昨年と比べてやや単調になりつつあるかな?という気がします。まぁそれを補って余りある車両のバラエティは今後ますます多様化の一途をたどるようですが (^^)、そんな中でも緑帯の都営6000系は冷房車の元祖としての存在感を示し続けることでしょう……。