本日はついに東北新幹線が八戸から新青森まで延伸! 各種の報道やネット上の記事もさぞかしこの話題でもちきりになることでしょう。しかしそういえば……八戸と聞いて思い出すのは、今から40年前に廃線となった南部鉄道 (現・南部バス)。その南部鉄道が自社発注し、一時は貨物輸送の主力として活躍したものの、輸送量の減少に伴い加悦鉄道に売却されたのがこのDC351です! 加悦鉄道では余裕のスペックを活かして岩滝専用線などの輸送で活躍し、廃止後は他のコレクション車両と同様にSL広場にて展示されているという次第ですが、遥か遠く離れた故郷での新幹線全通という盛事をどのような思いで見守っているのでしょうか?
それにしてもこのDL、個人的には加悦SL広場に現存する機関車 (SLを含む) の中では最もツボにはまりまくりです!!(*^O^*) 何と言っても、DD13の初期型スタイルをキャブ部で真っ二つに切ったかのようなL型機であるという点が最高に素晴らしい!! そして……下回りに視線を移せば、Cという略号が示す通り、ロッドを備えた3軸機であるというスペックに激しく感動……!! そして、切妻状マスクのユーモラスな雰囲気も珍車らしい雰囲気を炸裂させていますし、両端にセットされたスノープロウもそんなDC351の役者ぶりを盛り上げているように思われます♪
というわけで、僅か1時間の滞在時間中、最も長く足を留めたのは実はこのDC351だったりしたという……(笑)。この訪問から間もなく、DC351は動態化復活を目指して全面的な修復作業が始まったようで、整備庫の中に取り込まれてしまったようですが、出来上がったあかつきには必ずや再訪したい!という思いで今から胸を熱くしております (^^;)。一方、長らく修復作業が進められており、私の訪問時も整備庫の中にいた元神奈臨(日本冶金スイッチャー)・DB202が目出度く完成し、DC351と入れ替わりで屋外に展示され始めたようですので、これを是非拝むべく、季節を変えて何度でも再訪したいものだなぁ……と思っています (^O^)。