本日は毎年恒例の秩父夜祭! 生憎の雨というこの季節らしからぬ予報ではありますが、夜祭がクライマックスへと突入する頃には雨も上がって盛り上がるのでしょうか? 秩父鉄道にとっても総力戦の特別ダイヤが組まれる年間最大の書き入れ時ですので、所属車両総動員で安全運行のうえ賑わって欲しいものです。まぁ私自身は早朝から晩まで仕事につき、そんな夜祭ダイヤを見物することは叶いませんが……とくに今年の夜祭ダイヤは1012Fカナリア編成の最後の晴れ舞台となるでしょうし、来年に入ればますます7000系列の増備が加速するでしょうから、1000系が主力として一大輸送をこなすのを遠くから見守らざるを得ないのはやはり残念なことではあります。
というわけで秩父ネタ……と申しますか、秩父にひっかけた妄想ネタをお一つ。国鉄通勤型電車ファン兼東急ファンにとって、秩父で現在進行中の交代劇は嬉しさと寂しさが相半ばするものですが、1012Fに限らずいずれは小豆1002Fの引退も避けようのない事実であることを思うにつけ、折角復活した秩父伝統の小豆カラーが再び消えて行くのは忍びないのも確かです。そこで……「そうだ! いずれ秩父鉄道○周年を記念して是非登場して頂きたい (^^;) 7000系使用のリバイバルカラー編成を勝手にフリーランスとして作ってしまおう……」という妄想が沸々と (^^;)。
そこで、以前鉄コレ秩父7000系を3箱購入した中で「いずれ何らかの用途に」と死蔵していた1箱をフリーランス化することにしまして、シンナー池にドボン! この1箱=3連につきましては、恩田にて秩父向け改造が終了し3連が組まれた直後の、正面も含めて銀色まっさらな8609F改め7001Fを再現するという妄想を考えてもいたのですが、やはり「色」がある方が面白かりなん……ということで (^^;;)。
再塗装のプロセスは、例によって塗りやすさを考えた邪道に踏み込みまして、プライマー→銀→クリア→プライマー→GM阪急マルーンという順序で実施。正面のHゴム部分は「妄想リバイバルっぽさ」を盛り上げるべく、ミディアムグレーのエナメル塗料を塗っております。車番につきましては、昨年10月末の蒲田鉄道模型祭りで購入して以来何のかの言って手を付けそびれていたあまぎ製の秩父7000系パーツ・デカール・インレタセットを使用し、側面の社紋は「くっきり度」が高いGM秩父ステッカーを使用しました。
今回のキモは色の選択と塗り分け方法ですが、まず立ちはだかった (?) 究極の選択は……ステンレスカーであることと「妄想リバイバル」をどう両立させるのかということ。勿論、ベージュ地にマルーン帯を塗り、全面ラッピングと見立てる架空設定も有り得ますが、ここは一ひねりして (?) 銀色を活かすことにしまして……今は無きアルミカー・サハ352と近似のデザインとなるように側面帯を塗りました (^_^;;;;)。正面は、現小豆編成・1002Fのイメージと7000系のイメージを両立させる塗り分けとしました。
う~む♪ 取りあえず1両塗ったのみですが、他の既製秩父鉄コレと並べても違和感がありません♪ むしろ既製品のマルーンの薄さが気になって来ました (^^;)。あるいは、もし将来万が一 (?) 阪急がステンレス車を導入する際には、恐らくこんな雰囲気になるのでしょうか? (阪急ファンの皆様スミマセン……^-^;)。今後はなるべく速やかに3or4連分を塗り上げ、妄想炸裂な編成美を堪能したいものです (笑)。
それにしても……もし将来実車で「1980年代までの旧塗装をまとったサハ352をモデルとするリバイバルです!」と銘打った編成が現れるとしても、ピーンと来て狂喜乱舞するのはごくごく少数の、80年代の秩父に通ったことがある生粋のファンに限られるのでしょうか (笑)。