地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

岳南電気機関車祭を訪ねて (中) ED501万歳

2010-12-20 00:00:00 | 貨物列車 (民鉄)


 強烈に冷えた朝。煙突の爆煙がまるでED501のそれのような (*^^*)。



 車齢72年の古強者とワムハチが織りなす微妙な光陰模様も見納めへ……。



 親子試乗会で絶賛往復中! 操車氏の青い手旗のはためき具合が最高!



 新雪を頂く富士の高嶺背に、輝く車体のいとも凛々しき……(^o^)。

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 岳南電気機関車陣のもう一つの(いや最大級の?)主役であるED501は、通常比奈での入換や比奈~岳南原田間の小運転で細々と活躍していますが、2台のED40が運用に入れば自ずとパンタを下げて昼寝しているのみですので、当たるか当たらぬかはまさにギャンブル。しかし一昨日はED501が体験乗車の主役に抜擢され、午前10時から11時半頃までの間、事前募集した親子連れの数に応じてひたすら短距離を往復していましたので、撮る側としても超お腹いっぱい状態 (*^^*)。しかも一昨日は富士山が終日くっきりと美しく見えた最高の天気であり、冬の陽光がED501の全身を美しく輝かせていたのでした……。眼福の限りです (^O^)。
 言うまでもなく、ED501は通常の貨物牽引に従事する電気機関車としては圧倒的に国内最古クラスの存在ですが (一番古いのは三池の20トン機でしたっけ?)、車体の側面には平成25年と28年の検査期限が書き込まれ、まだまだ使う気満々であるらしい……というのは本当に嬉しいことです。むしろ、その気になれば部品をハンドメイドで新造出来る可能性が高い(?)ことも延命に大いに与っているのでしょう。嗚呼……いつまでもその美しい姿を保って欲しいものです。でも、例えば三池のようなマルーンレッドも、JRFコンテナとの相性抜群のような気も……な~んて妄想を記したらお叱りを受けそうですのでほどほどにしておきます (^^;;)。
 そういえば、アルナインの「とて感」シリーズで岳南ED501タイプを購入したものの、仮組みをしたのみで放置しまくりになっていることを思い出しました (^^;)。やっぱり半田作業が必要だな……と思いつつも、道具を買わずにいつの間にか忘れてダラダラと……(滝汗)。