地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

スカ色の旧型国電をのんびり作る (2)

2010-12-02 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 今年の春に手がけて以来、何と半年以上も完全に放置していたGM板キット・スカ色旧型国電の製作……鉄コレ70系を眺めていると「やっぱ良いわ……スカ色」ということで久々に作業を再開しました (笑)。そこでまずは、先頭車と比べて手数がかからないサハを仕上げることでモチベーションを高めようと思いまして、サハ45とサハ48の各1両が目出度く落成~(*^^*)。ストロボを焚いている画像では伝わらないかと存じますが、ナマで出来上がり車体を眺める際のリアリティは異常なほど素晴らしいです……。勿論GMの板キットは世代が古く、1/150よりもデカいという批判はあるのでしょうけど、自分の指先でシコシコと仕上げた一品が放つスカ色の美に悩殺されさえすれば、そんなことはどうでも良いのです……(爆)。



 具体的には、『ガイドブック・最盛期の国鉄車両』所収の実車写真を眺めつつ、トイレ部分の埋めるべき窓を埋め、その部分には曇りガラスパーツを貼り、ベンチレータは板キットのヘニャったグロベンではなく銀河製の旧国用グロベンを用いてGMのねずみ色1号を塗り、スカ色はGMの青15号 (スカ色) と西武アイボリーを塗り (スカ色クリームは個人的に赤みが強すぎるように思われるため不使用)、屋根にはタミヤのグレイバイオレットを塗り……という感じで、色の選択を除いて特にひねりはございません。トイレの流し管を取り付けるべく銀河のパーツを準備していたのですが、急カーブを曲がる際に台車と干渉するのではないか……と思い、結局今のところ装着しておりません (^^;)。
 今回、仕上げにあたって最も悩んだのがスカ色の塗装順序……。通常は薄い色を先に塗り、その後から濃い色を重ねるというのが王道と心得ているのですが、シルヘッダーの存在を考えるにつけ、先に青15号→その後でクリームという手順を踏む方がラクなのではないか?と横着しまくり (^^;)、幸いにしてGM西武アイボリーの隠蔽力がそこそこ高いため、ぼってりとした重ね具合とならずに済みました♪
 なお、お気づきの方もおられると思いますが、当面のところ所属表示が貼られておらず「画龍点晴を欠く」状態となっているのが唯一の遺憾です (画龍などという大それたブツではありませんが ^^;)。だってぇ……GMストアで物色しても「静ヌマ」が見つからないんだもん……(T_T)。
 さて次は……先頭車がなければ話にならないですね (^^;)……ぼちぼち参ります。