地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレで西武妄想赤電をつくる (中) モハ70

2012-02-05 09:45:00 | 超へっぽこ模型製作


 大いに賑わいの度を増している鉄コレ事情、拙宅の新規参入組である京王5070、仙石線モハ72970・クハ79600をまとめてN化整備する時間がなく……嬉しい悲鳴です (笑→モハ72970を葡萄色化する時間があれば仙石線は片付くでしょうに ^^;)。その一方、前にも記しました通り、部品取り用にするはずがリトルジャパンからの床下パーツ販売によってその運命を免れた車両がありますので、それらを活かすべく妄想西武赤電の製作もチビリチビリと進めて行かなければなりません。
 そこで、451系妄想冷房車に次いで私の掌の中で怪しく登場したのは……国鉄モハ70全金属車の妄想赤電バージョン! 周知の通り、西武には国鉄70系全金属車のロングシート・ドア間窓5枚バージョンとも思える名車・初代501系という車両があり、部品取り用としてこれまでストックしていた鉄コレ70系阪和快速をじーっと眺めるにつけ、「そういえば西武501系とよく似ている……妄想赤電の種車としては絶好の逸品だろう」と思いまして……(^^;;)。妄想舞台設定としましては「国鉄70系が全金属車を含めて1970年代後半に集中廃車された中、車両不足の解消に追われる西武は自社の501系と70系全金属車の類似性に目を付け、ロングシート化のうえ4両編成を複数導入。のち1980年代に冷房化」という感じです……(汗)。



 もっとも、鉄コレ阪和線クハ76の整備は、正面を中心にヤスリ作業が面倒ですので後回しにしまして、まずは中間車2両を整備してみることにしました。一応、70系4連はTc-M-M-Tcという編成構成ですが、それをそのまま西武妄想赤電化するというのではMcもTも豊富に (?) ある赤電らしくありませんし、Mc-Tcの2連としても用いられるという妄想設定も考慮しまして、モハ70のパンタ穴を潰してサハ化し、クハ76と床下パーツを交換のうえ前パンの制御電動車を作るという方針を立て、妄想形式名はズバリ……モハ531-サハ1541-モハ541-クハ1531 (^^;;)。現実の501系はモハ501~530、サハ1501~1530であり、番号が飛んで551系となっていることから、その間の530・540番台を埋めようという目論見です (^_^;)。
 というわけで、とりあえずモハ541とサハ1541が完成~。MにはTM-09を入れ、Tのグレー台車は以前他の車両に鉄コレ動力を入れて余ったものを流用しております。AU75クーラーとグロベンが近接しすぎているような気もしますが、逆にクーラー脇のグロベンを撤去するとスカスカ感が強まってしまいそうですのでまぁ良しとします。一方、何も考えずにリトルジャパンの床下パーツにGMねずみ色1号を塗ったところ……しまった、明る過ぎる (滝汗→既にヨドでクレオスのニュートラルグレーを購入して塗り直しました。画像は塗り替え前のもので失礼)。改造にあたっての最大のキモは、窓パーツの白Hゴムに色差しをして黒Hゴム化したことでしょうか。
 こんな感じで完成した妄想中間車を妄想冷房451系に組み込んでみたところ……恐ろしいほど違和感がありません♪ 厳密にはビミョーに屋根の高さが異なるのですが……。より徹底的に501系っぽく化かすのであれば、グロベンをガラベンに変えることが望ましいのですが、それはさすがに面倒ですので、グロベンのままとして70系としてのアイデンティティを少々残したという次第です。


 果たしてちゃんと501系先頭車っぽくなりますかね~? (汗)