地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

スカ色の旧型国電を作る (11) 53007完成!

2012-02-12 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 長らく登場が待たれていた鉄コレ飯田線流電がいよいよ来月販売開始となりますが、いっぽうGMの板キットをのんびりシコシコと組み上げる楽しさも忘れず、ほどよく両立して旧型車模型趣味を楽しんで行きたいと思うのは私だけでしょうか? というわけで、確か昨年のちょうど今頃に手がけて以来、難工事ゆえとにかくチンタラとしか進まなかった「合いの子流電」クモハ53007につきまして、製作開始から1年以上経ってはいかんなぁ~と思いまして、最後の仕上げとして窓貼りやらライト載せやらを進めてようやく完成! 前回この車両の製作記を載せたのは昨年の7月上旬ですから、半年以上何をやっていたのか?という感じですが、まぁ全ては気紛れ、思い出したときに少しずつ進むということで……(^_^;)。いやいや、とりわけ飯田線の白眉として誉れ高い車両ですので、気合いが十分ノッて来たときにのみ慎重な作業を進めたところ、結果的に超スローペースとなったという次第です。



 既に昨年7月5日の記事でも触れました通り、正面に雨樋がある晩年の姿を再現するには技術的未熟を覚えたことから、妥協して正面がストレートな塗り分けの1970年代風としておりますし、ドア窓も超妥協で板キットの1枚Hゴム支持窓のままですが (実車は廃車時まで2段窓)、何はさておき流電クモハ52と並べてみますと「カッコ良い!」の一言に尽きます (*^^*)。これだけで十分酒の肴に……(笑)。なお、実車は常に豊橋方を向いており、4両編成の中間であることも多かったことから、鉄コレ動力TM-09を挿入しアーノルドカプラーのままとしております。
 さてと……今後は果たして鉄コレでクモハ53007・008、あるいは大糸線のクモハ43810といった「合いの子流電」の面々がリリースされるか否かに注目が集まりそうですが、多分出る……というのが大方の見方でしょうか。その場合には、とりあえず私自身はヘタクソながらも53007を製作しましたので、先に普通屋根化された53008や43810を出して頂ければ良いかな~、と思っているところです (^^;)。