変化の真っ直中にある東急の車両事情、先月下旬には8095Fが秩父7506Fとなって旅立って行った旨をお伝えしましたが、その一方で池多摩線用の新7000系はじめての検査入場として7101Fが恩田に至ったほか、どう見ても伊賀鉄道向けの改造をテクノシステムで受けていたデハ1356・1306がこのたび完成し、トレーラーに載せられて伊賀の国へと旅立って行きました。その具体的な模様として、リンク頂いている『弐自宅Explorer』様では工場本屋からトレーラーに載せられて出て来るシーンを取材されていますが、私も秩父7506Fの甲種輸送の前に恩田を訪ねてみたところ、運良く両者が屋外に留置されているシーンを目撃することが出来ました♪
まずは、長津田駅北の「○つ屋」にて、こってり博多ラーメンを替え玉付きで賞味したのち (笑)、風は冷たいものの胃袋とハートは熱いままにトボトボ歩いて恩田に向かったところ……うほっ♪新7000系と伊賀向け1000系が並んでいるという何という珍景……(1枚目)。5000系以上に正統な青ガエルの後継者との呼び声が高い新7000系が今やこうして重要部検査で入場するようになったとは、登場時からの時の流れはあっという間よのぅ……と思いますし、その一方で1000系が池多摩線の7600・7700系を置き換えるわけでもなく、ヘンテコ魔改造マスクをつけて地方へ向かうという展開もまた運命の悪戯を感じます。そんな、東急における中型車兄弟としての両者は、恩田での偶然の出会いで一体何を語らっていたのでしょうか?
それにしても1000系あらため伊賀200系、どうせこの編成も忍者に化けることでしょうが、折角この編成は前も後ろも魔改造ヘンテコ顔でありますので、せめてこの1編成ぐらいは860系マルーンレッド+銀帯編成の後継にでもならないものかなぁ~と思います。必ずやヘンテコ顔と絶妙なマッチングのレトロ感炸裂な車両となり、「鉄ヲタホイホイ」となること間違いないでしょうから……(そうなれば私も喜んでひっかかりたいものです! ^^;)。