去る5月の秩父鉄道広瀬川原まつり会場において示されていた1000系廃車スケジュールによりますと、そろそろチョコバナナ1007Fが7507Fと入れ替わりで引退する……はず。しかし、最近は余りのんびり遠出もままならないため、結局イベントなどの場合を除けば大して復活チョコバナナ塗装を撮り貯めることが出来なかった、という遺憾が募ります。
そこで、せめてチョコバナナ引退に先立つ個人的な記念として、かねてから進行中であった鉄コレ秩父800系4連のチョコバナナ化を完成させたいと思いまして、ヒマを見つけてシコシコと作業を再開することにしました。何せこの事業、早いもので約4年前の話となる鉄コレ第9弾の発売の時点で決心しまして、塗り替え分も含めて購入しておいたはずが……とくに窓廻りHゴムの塗装が初心者にはネックとなり、何とも情けないことに長期間放置となってしまっておりました (滝汗)。約1年前、辛うじて申し訳程度に技量が向上した (？) ことから、ようやく超面倒臭い窓廻りに挑む覚悟が生まれ、とりあえず1両を塗ってみたものの、やはり非常に骨が折れるため精根尽き果てたこと、それに加えて側面窓廻りは実は黒Hゴムであることが明らかになったことで、改めて気分が萎えて放置……(滝汗)。
しかし、こうしてウダウダしているあいだにチョコバナナ引退という大きな節目を迎えることになったことから、これはもう仕掛品在庫を減らして行くためにも何とかしなければ……というわけで、敢えて高いハードルを越える覚悟を決めたのでありました (そんな大袈裟な話かよ……と ^^;)。そこでふと思い出したのが、私以上に根っからの秩父マニアでおられる「きえふにいさん」様からいつぞやの機会に伺った「細かいHゴムはマッキー極細で塗ると良い」という一言。当初「マッキー極細なんて……それこそラッカー塗料と同じくシンナーで融けるものであり、エナメル塗料うすめ液との親和性はない以上、ハミ出た場合にはエナメル塗料と同じように拭き取ることは出来ないではないか。塗り損じたり筆が滑って車体に大きく跡がついた場合には超面倒臭いことになりそうだ……」と思ったものですが、最早背に腹は替えられません。極細でそこそこ硬い筆先に頼るしかない……。
そこで試しに、約1年前に落成した1両を再びバラし、側面窓廻りに塗ったグレーの上にマッキー極細黒を塗ったところ……ををっワンダフル！ 少なくともHゴムの凸モールドを塗る際には極めて有効です！ その後、マッキー極細では塗りにくい部分をエナメル黒で塗ったところ、非常に良い感じになりました☆ (2枚目の画像)
というわけで、残り3両も久しぶりにゴーサイン！ 単に西武イエローを塗ったきり長年放置しまくりであった車体に、結構面倒臭いマスキングを施して葡萄色2号を吹いたところ、俄然4連完成への道が開けてきました♪ (1枚目の画像) とはいえ、これからこの3両の窓Hゴムを塗らなければならんとは……目が激しく疲れそうで鬱ですね……(^^;;