地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

JRC313系3000番台・御殿場線を行く

2012-11-12 00:00:00 | JR発足後の車両


 谷峨駅で折り返して行く富士急バスを見送ったあとは、折角なので御殿場線15時54分発の上下列車を記録してみることに。とはいえ、特にこれと言って下調べしているわけでもなし (笑)。しかしどうせ撮るなら、セミクロスシートであるだけでなくちょん曲げ前パン装備である313系3000番台を撮る方が、ロングシートの211系5000番台・313系2600番台 (しかもこれは正面表示がLED) を撮るよりも全然楽しいに決まっています (^o^;)。そこで、駅待合室に掲げられた時刻表をつらつら眺めてみますと、下り沼津行はワンマン、上り国府津行は非ワンマン……。ということは、多分下りが313系3000番台である可能性が高いな、と予想しまして待つことしばし。太陽が山陰に隠れてかなり暗い中ではありましたが、果たせるかな313系3000番台の入線シーンをゲット!♪



 この編成の最大の面白みは、まさにこの……ちょん曲げ前パンと貫通幌♪♪ 個人的な313系一般の印象は、極めて完成度の高い優等生的近郊形電車というものであり、それゆえに趣味的に尖ったアブナイ魅力というものは必ずしも感じられないのですが、このクモハ313-3000について言えば、目にする度に「うほっ♪前パンその子symbol4」とニヤけてしまうのは一体何故なのでしょうか……。以前こちらの記事でもサクッと触れましたが、将来他に撮りたい車両がなくなったら、313系3000番台を探求するだけの目的で313系趣味に興じるようになるかも知れません (笑)。
 ちなみに、自分が乗ろうとしていた国府津行きは313系2600番台でやって来ましたが、何なのでしょうか……この気分的な盛り上がらなさは (汗)。まぁ、東山北から乗って来たバカップル高校生のうちJKの方が、ドア上のSuica・TOICA断絶区間に関する告示を指さしながら「この駅何て読むの?ハコナン?」と言っていたのが面白かったので、松田まで運賃190円のショートトリップもまぁ良しとします (笑……ふだん一人または同性の友人と乗る際には訊けなかったギモンを彼氏にぶつけたのでしょうなぁ。可愛かったので許します ^^;;)
 それにしても、8連に対応した御殿場線の長いホームに2~3両編成がちんまりと停車している光景は、季節柄もあって寂寥感が募りますなぁ……。今どきの神奈川県内でありながら、谷峨駅ではスイカもパスモもトイカも使えず、切符の自販機のみならず整理券発行機すらなく……車掌から購入できるとしても「無札乗車のためペナルティ運賃よこせ」と言われそうで結構ビクビクしました (小心者! ^^;)。御殿場線内でICカードを使えるようになるのは何時になるのでしょう……。そうだ、御殿場線の73系8連を模型化する事業がしばらく御無沙汰になってしまいましたので、何とかしなければ……(汗)。