
先月の三岐北勢線再訪に当たって何よりも楽しみにしていたのは、三重交通時代の深緑+セイジクリーム (?) 塗装を復活させた200形連接車!! この車両は周知の通り、当初湯の山線にて、垂直カルダン駆動連接車という最高にマニアックなスペックで登場し、のちに湯の山線の近鉄化・標準軌化とともに(やはり近鉄となった)北勢線に移籍、電装を解除して270形にぶら下がることとなり、さらに三岐となって冷房化されて今日に至っているわけですが、今でもその強烈なマニアックさは、同じ車両の車内であってもスロープで高低差のある床面からも感じ取ることが出来ます (垂直カルダン装置搭載のため床下スペース確保の必要があったとか)。

そんな200形が、このたび2014年の北勢線開業100周年を記念して、かつ鉄道の存在感を沿線にアピールするため(そして恐らくは鉄ヲタホイホイを狙って)三交時代の塗装を纏って登場したのは、確か先月下旬頃。ネット上で画像を眺め、思わず脳内がハートマークで埋め尽くされたことは言うまでもありません (笑)。
とはいえ、クジ運が悪い私のことだけに、入庫という事態も十分有り得ます (-_-;)。それだけに、努めて無関心のふりをして (笑)、もし走っていればラッキー……という程度の腹づもりではあったのですが、いやいや到底内心の期待を押さえきれるものではありませんで、見かけた瞬間脳内は激しく祭り状態に!! (^-^;)。いやー、天気は悪かったですが、高感度万能マシンEOS 5D MⅡの助けを借りて、実に良い感じ撮りまくりでした♪ 1カット目は後追いですが……。
何はさておき、約1年後には相棒のモハ277も検査後に同じく三交ツートンになるとのことで、実に楽しみです!! 一方その前に、こんな感じの混色編成も期間限定の悦楽ということで、出来るだけ北勢線は重点再訪対象としたいと思っております。そういえば元西武701系の事故編成に新101系の部品取り車を連結して復活させた珍編成も登場したことですし……。