北勢線で折角三交ツートン編成が運用に入っていた以上、京都での用務に間に合う新幹線に飛び乗るギリギリまで北勢線で粘りたかったのもやまやまですが、今回の主な目的は「ナローなローカル線」の現状をつまみ食い的に確認しつつ、近鉄特急を乗り継いで京都に至ることでしたので、北勢線もほどほどに、近鉄で四日市に移動~。初めてナマで見た「しまかぜ」の偉容に思わず腰を抜かしつつ(時刻ノーマークにつき、完全に「やられた!」気分でした ^^;)、何時まで走るか分からないデカ前パン1000系の乗り心地を楽しみ、四日市で改札外移動をして、超久しぶりに (約6年半ぶり) 内部線を楽しんだのでした……。
内部・八王子線は北勢線と比べると、塗装といい沿線の雰囲気といいイマイチですが (^^;)、ここはここでやはり超貴重であることは言うまでもありませんし、何と言っても零細すぎるローカル線ということで廃線決定となりかかったところ、公有民営スキームで別会社化存続が決定したということで何よりです♪ もっとも、独立採算化・線内客単価増のために必要な運賃分割も、例えば四日市以遠(とくに名古屋・桑名あたり)に向かう客が初乗り二度払いを嫌って、少々南を走る関西線(南四日市)に移行してしまう可能性をはらんでいるわけで、とりあえず四日市を目的地とする客をどれだけつなぎ止められるかが鍵でしょうか……。
そんなことを考えつつ、12:39発の賢島行特急に乗るまで約1時間のショート・エクスカーションを楽しんだのですが、一番撮りたかったセイジクリーム+バス窓のク115がやって来たのは嬉しいですね (*^^*)。一編成まるごとセイジクリームであれば、東武の超零細路線っぽくて面白いのですが……(汗)。そういえば6年半前の撮影では、このク115は近鉄ナロー標準色であり、セイジクリームであったのはモ264でありましたが、いろいろ検索してみますとモ264もセイジクリームを保っているようで……(今回は264は内部で留置中で、私自身は日永までしか到達していないため、結局直接確認することは出来ず)、出来れば264+115の固定編成を見てみたいものです (^^;)。