地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

駿遠私鉄周遊2013春 (9) 遠州鉄道ED28

2013-12-09 00:00:00 | 事業用車両


 天竜二俣にて転車台に国鉄型車両保存車といった古典的鉄道遺産三昧を満喫したあとは、再び天浜線に乗って移動……と申し上げたいところですが、1時間に1本の天浜線はすぐには来ないため、ほんの数百m歩いて二俣市街に入り、西鹿島まで15~20分間隔で走っている遠鉄バスでGo! 残念ながらやって来たのはエルガミオでしたが (-_-;)、天竜川を列車とは違った眺めで渡るのはいとをかし。本当に、ここ二俣界隈で天竜川が峡谷から突然だだっ広い流れに変わる光景は不思議なものです。いずれ水窪までフォッサ・マグナのバス旅をしてみたいものですなぁ……。



 というわけで西鹿島に着いたあとは遠鉄電車で浜松に向かい、あとは新幹線で帰るだけでしたが、それだけでは面白くありませんので西ヶ崎にて下車し、遠鉄の秘宝・ED282を甥っ子に見せて激写した次第です。この罐、今から約10年前に訪れた際にも撮影しておりまして、今回は違った位置、そして休車札無しの状態で撮りたいものだと思っていたのですが……位置も休車札も寸分違わず10年前と同じで残念……!! (-_-;;) まぁある意味でこの罐は、何時訪れても全くピクリともせず同じ位置でとどまり絶食している、いま流行のダイオウグソクムシのような存在なのかもしれません (爆)。しかし……いずれ一度でも良いのでパン上げした状態を撮って見たいものです。その前に廃車となるのか、それとも今後も末永く、ほとんど休車のまま延々と生き延びて、自分の方が先にこの世におさらばとなるのか……? (汗) ……な~んてことを書いていたら、最近この罐は検査を受けたそうで、目出度い限りです。ピカピカな姿を拝みにまた西ヶ崎に行きたいなぁ……と。