地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

第六ジャカルタ炎鉄録 (18) 東急8610F

2015-04-16 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 先月ミャンマーとタイでDCや客車に興奮して来たばかりの私でありますが、その生々しい記憶も未だ冷めやらないうちに、先日フラフラと鶴丸航空国際線の公式HP画面に吸い込まれて行き、無意識のうちに勝手に指が動いて8月のジャカルタ往復をポチッとな……(爆)。昨年8月の遠征の際にJR205帝国と化しつつあったジャカルタの電車シーンを目の当たりにするにつけ、「来年はパスで良いかな」と思ったものですが、2・3月末に立て続けに開催されたインドネシア鉄の宴や、続々と入ってくるインドネシア最新事情に触れるにつけ、やはり毎年一回通う必要があるな……ということで、又しても鶴丸航空・線路脇にあるいつもの宿・インドネシア鉄道のカモになることが決定しました。特に今回は、東急新8007F・新8039Fといった、昨年夏の時点では想定せざるネタがありますし、急激に進み始めた客車の塗装変更 (階級を問わない標準塗装化)、神奈臨DD5512がよりジャカルタに近いところに移動し活躍する可能性、ナンボ線旅客営業再開、マジャ行増加とチコヤ駅営業再開 (笑) ならびにランカス客レ鈍行最後の活躍、南武線205系到着の可能性などなど……地味にいろいろな変化を味わうことになりそうです。あと、出来れば2009年の初訪問時以来久しぶりにバンドゥンまで往復し、KRDEというシロモノに一度乗ってみたい……。



 それにしても8月の予約を4月のうちにやってしまうとは気が早すぎる話の極みかも知れませんが、ことジャカルタ直行便利用にあっては切実な話です。周知の通り、日本企業の東南アジア投資ブーム、なかんずくインドネシアとの関係強化はますます加速しつつあり、それは先月のジョコウィ大統領訪日 (新幹線乗車を期に、ジャカルタ~スラバヤ間の高速鉄道は後回しでも良いや、という気まぐれを撤回して頂ければ、一日本人として幸甚の極み) や経団連トップのジャカルタ訪問などからも明らかですが、その結果……成田発着ゆえ青翼航空と比べて不利な鶴丸航空でも事前にかなりの席が企業や旅行会社によって押さえられてしまい(実際にここ1~2年は乗れば大体満席)、公式HPにて個人がディスカウント価格で予約可能なエコノミー席はかなり限られています。だいぶ先の話であっても……(@_@)。勿論、席の位置を問わなければ、あるいは金に糸目をつけずビジネスクラスでも良ければ、1~2ヶ月前の決断でも良いのかも知れません。しかし私は長距離線では通路側に座りたい……。それに、早めの予約で航空券代も安く上げることができれば、遠征費のトータルを10万円ちょいに抑えることが出来、財布にもウレシイというものです(今回、出発日による微妙な運賃の違いを研究分析し、燃油サーチャージが大幅に下がったこともあって、運賃with空港使用料は65,000円に抑えることに成功♪ 鶴丸航空ジャカルタ線の幅広デラックスな椅子でこの御値段なら最高に御の字♪)。
 とまぁこんなわけで、夏まで怪社の仕事も刻苦奮闘しなければ……(^^;

 そこで、昨年8月のジャカルタ撮り鉄の続きとして、東急8610Fです~。8610Fは8607Fと並び、JALITA亡き今やジャカルタ8500系の目玉的存在ですが、8610Fの場合はとりわけ黒地に白字の現地幕がカッコ良い♪ 果たしてNAMBO幕が存在するのかどうか分かりませんが、出来ればそのうちDURI・MAJA・PARUNG PANJANG・BOJONG GEDEなどのレア幕でも撮ってみたいものですね……(運転士氏の気まぐれや、滅多にないスルポン線運用に入らない限りムリか)。基本的に8610Fは最近非常に良好に整備されている編成のひとつ……という印象ですので、次回の訪問時にも入場していなければ元気な姿を見せてくれることでしょう。
 なお、8608Fは昨年の遠征時に一度も見かけなかったのですが、不調で長期離脱し最近復活したということで致し方ありません。今度の遠征では多分会えることでしょう。