相鉄では一昨日、来る5月31日からダイヤ改正を実施する旨を発表しました。野心的な特急設定から早いもので1年少々、たしかに特急は体感的にメチャクチャ速く、うまく当たれば最高にラッキーな存在ではありますが、いずみ野特急については需要を見誤ったためか二俣川から先ではガラガラ……。また本線特急も、上りの場合は海老名での小田急との連絡が悪いためか、海老名～大和間では総じてガラガラ……。そのツケは、本来補完的な役割であるはずの快速に集中し、しかも快速はケチられたためか8連で来ることも多いため、いつ見ても快速は混み合っております。また、湘南台特急と連絡する海老名各停も結構混み合い……総じて、昼間の急行停車が消えた本線二俣川以遠特急通過駅民の怨嗟は相当募っていたものと推測されます。というわけで、これらの矛盾を緩和し、なるべく客を分散させることに主眼を置いて、相当苦肉の策に満ちたダイヤのいじり方をするようです。
具体的には、朝ラッシュピークを外した6時台と8時台の上りに海老名発の特急が計4本設定されるというのは悪くないものの、大和始発の急行が4本から2本に減るのは苦笑……(その代わりに大和始発各停が4本設定されるようで、急がなければ大和民と江ノ島賎民には悪い話ではない？)。
いっぽう肝心の日中パターンダイヤについては、
＊海老名特急は毎時2本。湘南台特急は1本に減便。
＊海老名急行を毎時3本復活！
＊その代わり海老名快速を毎時1本に減らし、湘南台快速を2本復活。
＊横浜口各停は海老名2、湘南台4。二俣川～湘南台区間運転は廃止。
……とまぁこんな感じとのこと。日中、二俣川の折返し線を活用しているシーンを記録したい場合にはお早めに、といったところでしょうか？？
しかしそれ以上に問題なのは……果たして特急・急行・快速がどのような運転間隔になるのかということ。恐らく相鉄としては、本線特急の30分間隔と、横浜～二俣川間ノンストップ10分間隔、そして星川・鶴ヶ峰に快速を20分間隔で停めることは譲りたくないでしょうから、他の要素＝海老名急行と湘南台快速の運転間隔を犠牲にするものと思われます（二俣川での各停乗り換えも活用してね♪ということで……)。そこで、横浜発のパターン時刻は以下のような感じになると妄想……(汗)。言うまでもなく、実際の時刻は来月になされる大本営発表をご参考下さい。
00特海 02各海 10特湘 11快湘 12各湘
20急海 22各湘 30特海 31快海 32各湘
40急海 42各湘 50急海 51快湘 52各湘
……いやはや、結構ムズかしかったです。とくに、二俣川での連絡をどうするのかという問題から、快速と各停の行き先を考えてみるものの……スッと良い案が浮かびません。恐らく相鉄のスジ屋の方々も相当悩まれたことでしょう。まずは一刻も早く正しい答えを拝見して、利便を享受したいものであります……。