かねてから東武の特急車陣営は世代交代のウワサが絶えず、実際「急行」から「特急」へ格上げされた200・300系のショボさが目立っていたところでありましたが(とくに200系の狭いボロ椅子は特急料金取るものではないだろ……と)、昨日ついに公式HPにて、再来年=2017年の春から新形式500系・3両×8編成を投入する旨の大本営発表がありました! 車両デザインそのものは、委託デザイナー氏からしてあくまで既視感を禁じ得ないものがありますが (汗)、まぁ個人的には○トーカではなく機能性と快適性と趣味的なデザイン性のマッチングが秀逸でありさえすれば何でも良いと思いますので、とりあえず歓迎の意をここに表したいと思います♪
それにしても3連8本ということで、大本営発表PDFファイルでも明記されている通り、臨機応変な分割併合を考えているのでしょうが、とりわけ以下のような狙いが大なのでしょう。
*外国人観光客の東武特急利用による日光観光激増により、あまり下今市乗換を強いるわけにも行かず(荷物が少なめな日本人温泉客ならともかく、彼らはデカいキャリーケースやトランクをガラガラ引いているわけで……)、快速と同様に特急列車でも下今市分割の必要性が高まっている。
*一度無くしてしまった会津田島行「南会津」も、4連ではなく3連ならまだ採算的にイケるかもと思案中?
*宇都宮行に新栃木から先4両も要らないと思われるわけで、省エネ化。
*一部野田線直通による野田線からの日光観光促進。
*分割による葛生・伊勢崎行の増発を通じた佐野・伊勢崎民へのサービスUP。
*貫通路がついているので……半蔵門・田都直通??……と思ったのですが、車体幅が広そうですのでムリっぽそう。すると、田都直通特急のウワサは一体……(S武の東横直通特急の方が余程リアリティがあるのでしょうか?)
*しかし一方、将来は東上線にも配置することにより、秩父鉄道への直通列車が特急として復活する可能性もゼロではない??
とまぁ、妄想も含めていろいろ考えられるわけですが、最終的にはフタを開けてのお楽しみということで、とりあえず既存の東武特急としておスペ「雅」をアップしております。個人的には、新おスペ色のうち、この「雅」が一番好きですね~。そういえば最近は、黄金色(とゆーかブロンズ色)のおスペも登場しましたとか何とか……。1800系や300・350系、そして634系も含めて、今後500系が営業運転に入る2年後までが、既存車をいろいろ撮りまくる楽しいチャンスということになるのでしょう。
しかし個人的には……恥ずかしながらこの画像は約2年前の怪社若手社員研修引率で鬼怒川温泉を訪れたついでの画像 (滝汗)。以来、東武と言えば田都で撮っただけ……。多忙にかまけて「体内東武ん」が局限まで低下しておりヤバいです……。