最近のJR北陸方面といえば、新幹線開業、そして521系の大量投入と三セク化に伴う国鉄急行型の一斉離脱が注目を集めていたわけですが、その一方で静かに進んできた高岡地区DCのタラコ色化とラッピング化も忘れるわけには行かないでしょう。……と申しますか、北陸を訪れる度にほとんどの時間を各地の私鉄に費やしてしまい、いずれ撮り貯めようと思っていた高岡色を撮りそびれてしまった……(滝汗)。そんな焦燥感を抱きつつ、一昨年7月の東急8590=富山地鉄17480形訪問のついでに高岡を訪れたところ、何と!絶妙すぎる3連が待機中……\(^O^)/
この当時既に、城端線や氷見線のホームに出入りしていた営業中の列車は悉くタラコであったりハットリ君ラッピングであったりしたわけですが、何故か入庫中の車両は見事に高岡色揃いであったというのは、まさに私の来訪を待っていてくれたに違いありません (んなわけないだろ!)。まぁタラコ色でも悪くはないと思いますが、JRWの更新ボディにタラコってイマイチに似合わないと思うのは私だけでしょうか。むしろ、更新ボディと独自標準塗装で徹底的にローカライズされている方がカッコ良いのではないかと……。とはいえ、ただでさえ高岡地区がJRW在来線の中でも離れ小島となってしまった中(大糸北線とか、ありゃぁ一体何なのか……)、今さらタラコ簡略化を止めるわけがないのも確かでしょう。というわけで、高岡色時代の末期にこのような高岡色オンリーの小世界を楽しむことが出来た幸せをしみじみと感じるしかないのでしょう。