地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

南東北鉄周遊2015 (4) JRE719系

2015-05-30 00:00:00 | JR発足後の車両


 本日は仙石線全通という目出度い一日……ということで、3月に久々に訪れた南東北ネタも仙石線の話題を取り上げたいところですが、結局ズボラなため間に合わず……槻木で東北線に乗り換えて仙台市内に向かうところからです (汗)。
 周知の通り、数年前に仙台地区の417・717・455系が全廃となって以来、基本的に701・719・E721系の鼎立状態が安定しており、そこに今般の仙石東北ライン新登場によってハイブリッドDC・HB-E210が新規参入となるわけですが、個人的な印象では仙台以南の東北線スジに719系が多く、常磐線スジと仙台以北の東北線スジに701系が多く、E721はそれぞれに入線するものの主流ではなく、仙山線はE721の天下となっているという印象があります(『普通列車編成表』を見ても大体そんな感じ)。というわけで、槻木で仙台行きに乗る際、自分のお好み通りに719系が来ると良いな……と思っていたところ、ドンピシャでした (笑)。



 しかし……4連では槻木から乗っても座れない……(-_-;)。元々国鉄型の2扉6連で運用していたところを3扉4連では明らかにサービスダウンな状態が継続しているわけで……。仙台都市圏の大きさと、そこで誰もがクルマを使えば大渋滞が発生するであろうことに鑑みて、逆に客の足元をみて「編成短縮で立ちんぼになっても速いのだから、それに槻木や岩沼あたりからなら仙台まで30分なのだから我慢せよ」というメッセージであるとしか思えません。
 それはさておき、普段首都圏で211系をロクに撮ったこともないようなヤツ(=私)が、何故719系になると目の色を変えて必死に撮りまくるのか……(^^;)。勿論それは、国鉄型なき今となっては719系が最もシブく見えるためであり、前回訪れたときにはヘタをすると719系も露払い試し撮り列車として全然真面目に撮らなかったことを思い起こすにつけ、ただただ無常を感じます。しかしそれ以上に、全車セミクロスであるというメッセージが、好きかそうでないかの違いでもあるような……。実際、同世代の車両である213系や313系にいついても、東海・岡山エリアで見かけようものなら激しくコーフンしてしまいますし……(笑)。