このたび静岡にて開催されたホビーショウにおいて、何と!関東鉄道キハ2100の鉄コレ化が発表されたということではありませんか……! 既に関鉄モノは元小田急や元小坂など複数発売されていますので、出てもおかしくなかったわけですが、新旧塗装2種が一気に出て来るとはこれまた中私鉄ファンにとっては嬉しい悲鳴というものです (笑)。
そんな鉄コレの中私鉄モノといえば、かねてから遠州鉄道30形が、路線の孤立ぶりにもかかわらず(西鹿島でも天浜線とレールがつながっているわけではなし)ラインナップに加えられているのが印象的です。しかも80年代に1本のみ製造されたカルダン駆動車51+61まで発売されているという……。富技社内には必ずや、浜松出身の関係者がいるものと想像しています。そこで、次は1000・2000形かな?と思っていたところ、クハも両開き扉な25+85が鉄コレ化されたということで、2×2の計4両を購入して朝の4連っぽくしてみました♪
今回のブツ、正面の白Hゴムが僅かに塗装乱れの気配を帯びているものの、総じて同時発売の京急1000分散冷房車セットAと比べれば窓もそこそこキレイで、なかなか良いのではないかと思います。事前の注文はどう考えても遠鉄の方が少ないと思われる分、C国の生産現場でも丁寧につくるのでしょうか?
そして、計3モデルを並べてみると……をを、何という西鹿島的情景! 今後は是非この調子で1000・2000形を出して頂くよう期待したいものですし、あるいは30形登場時の緑+クリームツートンや昭和の頃の赤一色塗装なども出て来るのでは?と予想しなくもありません。
とはいえ、最近は鉄コレにしてもマイクロにしても、ひところ旺盛を極めたC国生産品の勢いがすっかり衰えているようで……。マイクロは最近ようやく安定的生産に戻りつつあるようですが、それでも依然として労働争議発生以前からの注文受付品をこなしているという状況ですし、京王8000系に至っては2年待たせて結局事実上の生産中止とは! これに対し、鉄コレはペースを落としつつ持続的販売を重視しているようで何よりですが、1両あたりの単価がKATOあたりのメジャー車両単品を既に越え、N化用パーツも値上げに次ぐ値上げということで、フリーランス用素材として大目に買い込もうという欲求までは起こらなくなってしまいました(いじるヒマが最近激減しているからでもあるのですが -o-;)。とりあえず直近にはほくほく線が発売となり、さらに南海7000冷房車 (欲しい……) や熊本電鉄6000 (ドア窓、絶対違うだろ……) が続くわけですが、高くスローペースになっても、その分塗装乱れが減ってちゃんとしたモールドであれば引き続きお布施したいと思う反面、お布施するのに相応しいモールドであって欲しいと切に願うばかりです (とにかく熊電=都営6000を何とかしてぇ~! @_@;;)。