地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

タイ国鉄東本線で事業用車を愉しむ

2015-05-12 00:00:00 | タイの鉄道


 屋台風調理車? これを模型化しようという猛者大募集!! (^^;



 木造車を戦後日本製客車近似のデザインに鋼体化したと思われる車両。



 こちらは日本製客車を宿営車にしたバージョン (?)。色が結構良い。



 この事業用罐、凄くカッコ良い! 

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 昨晩のテレビ東京『未来世紀ジパング』日本鉄道技術特集では、冒頭にタイの24系客車の映像が流れ、バンコク~チェンマイの13/14レで現役であることが分かって良かった良かった……♪ というわけで、今年3月のタイ画像の続きです。しかし豪華さや快適さとは対極の世界……(^^;
 今回楽しんだタイ国鉄・東本線鈍行の旅は、大幅な軌道改良工事たけなわということで散々徐行運転しまくり、砂埃のひどさとアランヤプラテートでの時間の無さに悩まされた次第ですが、そんな無聊をある意味で慰めてくれたのが、軌道改良工事のために雲集していた事業用車の数々です。上の3カットはチャチュンサオ及びプラチンブリーでの撮影ですが、こんなヴィンテージ級の客車や超ヘロヘロ趣味を激しく刺激するナゾ車両を目にして、アランヤプラテート到達を今回は諦めて途中下車してしまい、しゃぶるように激写したい……という衝動にどれだけ駆られたことでしょうか! (笑) 
 そして……道床用砕石の積み出し基地が設置されているノーン・サン駅では、「こんなカワイイ罐があったのか!」と鼻血が出そうなキュートな罐 (3000形?) がホキ (?) を連結してスタンバイしていました。しかし、既に列車が走り出した後で、今さら飛び降りるわけにも行かず……。
 先日も記しました通り、今回はキハ58流用の宿営車を拝むことは叶わなかったのですが、こーゆー濃いぃ事業用車めぐりの旅をやってみるのもバンコク訪問の悦楽なのだろうと思った次第です。まぁその際には、事業用車常駐駅が何処かを把握したうえで、少ない旅客列車をどのようにはしごするかを悩まなければならないのですが……(汗)。