地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ東武ED5080をN化する

2015-05-08 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 しばらく模型関連の記事が全くなく、N模型ネタ目当てで当ブログを訪問して下さる方がいらっしゃるとしたら、大変申し訳ございませんでした。何しろ最近いじるヒマがなかったもので……(滝汗)。しかし、その間にも予め注文していたブツが発売となるわけで、次第に高く乱雑に積み上がって行く未開封模型をいつまでもそのまま放置しておくわけにも行きません。そこで、去る黄金週間に何故か風邪気味(または強い風が吹いてヒノキ花粉濃度が急上昇したのにやられた?)となってしまい、自宅に蟄居した手慰みとして、かなり久しぶり~に鉄コレをいじってみました。
 その一発目は東武ED5080。鉄コレ私鉄箱形EL第1弾となったED5060の売れ行きに気を良くしたのでしょうか、総括制御可能車として登場し別形式を振られた車両が続編として、さほど間を置かずして発売となりました。鉄コレにおける両形式の最大の違いは、正面のジャンパ栓と両パンタ脇避雷器の有無でしょうか?



 そんなED5080鉄コレ、購入してから実際に動かすまでは、通常の動力挿入やパンタ交換(そして重連のTとする場合には車輪交換とウェイト挿入)に加え、プラ製の手すりを装着するという非常に面倒臭い作業を進めなければなりません。ED5060のN化にあたっては、先に (a) 正面連結部の手すりを付け、後で (b) 本体とデッキ部分をつなぐ手すり(表現がビミョーですみません)を付けようとしたところ、(b) の作業をする際に既に装着した (a) が邪魔になり……とゆーか何度も当たってその都度グラグラ揺れたり外れたり……の繰り返しとなって相当苦しめられたことから、今回は先に (b) を装着し、後で (a) を装着することにしました。すると……面倒臭いことに変わりはありませんが、てきぱきと作業が進む度合いが大幅アップ♪ そう、別に説明書通りの手順で作業をする必要はないのです。
 しかしまぁ、前回のED5060で、N化にあたっての面倒臭さが多くのユーザーに痛感されてしまったためでしょうか、私がいつも訪れる模型屋では数日前の時点で店頭在庫がまだまだあり、折角雰囲気は良いのに何とも勿体ない話です。富技様の見解としては恐らく、本家の国鉄型ELでも別パーツの手すりを装着する作業をユーザーにお願いしている以上、テツコレでも当然よろしくね♪ということなのでしょうが、面倒くささや失敗しやすさの度合いはこちらの方が高いわけで……。KATOやマイクロで、手すりが最初からふんだんに装着された完成品が発売されていることを考えるにつけ、ユーザーとしては「鉄コレも最初から宜しく頼むよ」といったところでしょうが、動力別挿入、そしてニッチ製品におけるコストダウンを考えれば (マイクロの秩父デキ、高い……。買ったけど ^^;)、このようなかたちでの販売に落ち着かざるを得ないのでしょう。何とも難しい話です。

 ちなみに、ED5080そのものとは関係ありませんが、借景として鉄むすコンテナの東武モノを使ってみました。地味で硬すぎる当ブログにもたまには萌え~な要素を……。とゆーか黄金週間中、買ったけど全然使わないままどんどん貯まる模型を整理整頓していたところ、「鉄道むすめを集めているわけではないが、そういえば東武モノなど気に入った柄だけは買っていたのだ」ということを思い出し、ちょこっと使ってみたくなっただけです、はい (滝汗)。古い農業用倉庫が途中駅にあった1980年代までの地味~な東武に突然、スカイツリー景気に沸く2010年代の「イケてる東武」が乱入してきたらこんな感じか、ということで……。このちぐはぐさがまた東武らしいと言ってしまえばそれまででしょうか。悪しからず (^^;;;