さる1月、秋葉原のGMストアにて東武7820系のジャンク車体が激安で売られているのを発見し、ついつい購入のうえ車体をバッサリと分割して両運車体を作ってしまった……という話題を2月3日付けでアップしましたが、ここまでやるのはいとも簡単な話。バルクパーツコーナーでは78系屋根を見かけないため、結局旧型国電用屋根から流用のうえ、現物合わせで「だいたいこんなものかな……」と長さを調整してみたものの、何のかの言って車端部の屋根の形状は著しく異なることから、ぽっかり空いた空間にはパテを埋め込んで整形する必要が生じました。また、両運車体を1つこさえたことで余剰となった非運転台側を2つつなげて出現した中間車車体も、「よーし、ヘンテコな両運を作るぞ!」と血迷いまして、貫通路にパテを埋めたあとで大きな正面窓を削り出して作ることに(→目指すは江ノ電305Fテイストの正面 ^^;)。運転室扉は片方のみ増設するという横着ぶりですが、何はともあれローカル私鉄テイスト漂う20m単行車両を目指してみることにしました。
というわけで、自らの妄想が恐ろしくちまちました作業を生み出してしまったわけですが、これが始めてみると本当にツラい……。その後、とくに2月は相当忙しかったこともありまして、パテを埋めてちょいと削ったところで作業は中断 (爆)。いつの間にやら他の車両の製作を優先させてしまい、気が付いてみたら約3ヶ月半が過ぎていました (^^;)。これではいつまで経っても出来やしない……(汗)。
そこでこのたび一念発起、一気に集中力を傾けて削り出し作業を進めまして、さらに屋根のパーツも載せるものは載せ、へっぽこながらも何とか塗装前の下準備が終了しました。あぁ疲れた……(@o@)。しかし、いざ屋根塗りと車体下塗りを兼ねてダークグレーを吹き、辛うじてサマになっている (?) 姿を眺めてみますと、ふぅ……何とか放り投げずにここまでやり通すことが出来たか……というミョーな達成感と安堵感がこみ上げてくるから不思議です (笑)。
まぁ、これからさらに塗装や下回りの整備など (画像中の台車と台枠は現在製作中の別の21m車両用です ^^;)、やるべき作業はまだまだ目白押しではありますが、だいぶ前からの仕掛品ですので、少しでもヒマを見つけてなるべく早く完成させ、ヘンテコで怪しいフリーランス車両の美 (?) に酔いしれてみたいものです。
そういえば……昨年秋に買った東武7820系・4両編成×3箱が未だ全然完成していない……という重大事実を改めて思い出しました (滝汗)。その前にこんなへっぽこフリーランスにのめり込むとは、我ながら何と酔狂な……(^^;