今回の広瀬川原イベントで最も楽しみにしていたのは、7000系2本とウグイス1000系の競演のはず……だったのですが、その一方で気になっていたのは、先月末の時点で既にチラッと見えてしまった1000系小豆ベージュ旧塗装が果たしてお披露目されるかどうか……ということ。そこで、まず手前の検修庫を覗いてみたところ、一カ所だけシャッターが開いている奥に見えるのはスイッチャーとスム、そして5000系1本。その奥にはもう1本いるのかいないのか良く分からん……(^^;)。というわけで「これは多分、お披露目まではなるべく見せないでおこうという意図なのかも」と思い、部品取り用12系を横目に眺めながら余り期待せずにトラバーサ方面にブラブラ歩いて行ったところ……何と!奥の検修庫内には既に旧塗装を塗り終わった1202Fが鎮座しており、シャッターの脇には旧塗装復活の縁起と臨時急行運転に関する掲示まで置かれているではありませんか!! \(^O^)/
というわけで、広瀬川原イベントにおける主役は急遽こちらに変更! (^^;) 検修庫のシャッターの位置と車端部のあいだにはほとんど距離がなく、これは正面だけ撮っておしまいか……と思いきや、こんなこともあろうかと思って用意しておいたEOS 5D MkⅡと24mm広角ズームの組み合わせが絶大なる威力を発揮することに! いや~、撮り鉄に復活してAPS-Cサイズデジ一眼を中心に使うようになって以来、フルサイズで24mmなんて滅多に撮ったことがなかったもので、「ここまで寄れて、これだけ画角に入ってしまうのか!」という新鮮な驚きがありました (笑)。高輝度・階調優先モードのおかげで、奥まで写し込むべく低速シャッターを切っても、無事屋外に面した正面がスッ飛ばずに済んでいますし……(^o^)。まさに備えあれば憂い無し、期待の旧塗装デヴューを前にして、素晴らしい記録をゲットすることが出来ました (^^)v
そんな小豆ベージュ旧塗装、正面の塗り分けからして100系電車をイメージしているとのことで、感想はズバリ「最高!熱烈大歓迎!」モノです (*^^*)。いや~意外と似合っているではないですか! もっとも、この手の正面窓を持つ国鉄型切妻車体がツートン塗装を纏っているとなりますと、クハ75・77・85を思い出してしまうのは私だけでしょうか (^^;)。こうなったらもうこの際ですので、湘南色とスカ色も塗ってしまっては如何か……と (超爆)。
冗談はさておき、昨日の時点では車番記入などのフィニッシュはまだなされておらず、どの位置に表記されるのか気になるところです。あと、正面の「秩父鉄道」提げサボや、側面の「C.T.K.レリーフが付くのかどうかも要注目でしょうか。
なお、ピカピカな下回りからも明らかな通り、この塗装変更は検査を伴っており、次回検査期限は平成24年5月! 最近8500系の廃車ペースが落ちており、それに伴って秩父7000系への改造も長期化することが予想されますので、一番最後まで走る1000系はこの小豆ベージュになる可能性もありそうですね……。