東急8095F改め秩父7506Fが先日完成して恩田から長津田まで送られたことにつきましては、既に当ブログでも熱くお伝えしましたが、一昨日にはかねてから鉄道雑誌でも伝えられている通り長津田からの甲種輸送が実施され、武蔵国の南から北へと帰らぬ旅に踏み出して行きました。個人的にこの7506Fは、恩田での出発前日入換、そして長津田送り本番という最重要シーンを目撃したこともあって、すっかり思い入れの対象となってしまいましたので、一昨日は夕方の用務以外の予定をいじることが出来たことから、DE10によって授受線から横浜線側へと引き出されるシーンも見逃せない!と思い、底冷えの長津田界隈へ向かったのでした。
まずは定期的な医者通い (足のリハビリ運動) を終えたのち、田都末端部で少々撮り鉄をしまして (いずれアップします♪)、車内から授受線の様子を見下ろしたところ……あれれ?従来長津田から出発する甲種車両は当日朝の時点で授受線に押し込まれていたはずでは?と記憶していたのですが、7506Fの姿形は全く見当たらず……。そこで、もしやすると雪の影響で甲種輸送はウヤが決まってしまったのだろうか?という不安に襲われたのでした。
とはいえ「やはり鉄道雑誌には今日出発と明記されているはず。まぁとりあえずは空腹を満たして時間をつぶそうか。運が良ければ何かしらのシーンが見られるはずだべぇ」と思い直しまして、長津田界隈のラーメン屋「○つ屋」で博多ラーメンを賞味して暖をとったのち、徒歩で恒例の恩田ウォッチへ (笑)。恩田からこどもの国線に乗って再び長津田に戻ってきたのでした。
すると……何と!こどもの国線列車とデヤ+7506Fが同時に長津田駅に進入! (笑) やったー!これで甲種ウヤは絶対になくなりました♪ そこで、小走りで駅西側の陸橋に向かいまして、デヤが7506Fを授受線に押し込むシーンの撮影に成功! (*^^*) さらにしばし待ち、いよいよデヤが下り本線に戻るという頃合いになりますと、突如淡い光が差し込む中で雪が一気に舞うという最高にドラマチックな展開に! これから永遠に東急から旅立つ7506Fのためにデヤが降らせた別れの名残雪であるかのような雰囲気すら感じられ、あるいは間もなく引退しようとしているデヤのために用意された最高の花道のようにも思われたのでした……。
何はともあれ、このときこの瞬間まで、私自身は7506Fの授受線押し込みシーンを撮影できるとは全く思っておりませんでしたので (朝までに押し込み終了→それがなければウヤ……とほとんど思い込み)、それをこうして記録出来たのは余りに幸運なことであったとしか言い様がありません♪