メジャーな鉄道車両の模型には必ずしも触手が動かず、マイナーながらもシブい車両にグッと来てしまうようなヲッサンをターゲットにしたニッチ・マーケティングであるとしか思えない鉄コレの大攻勢は、秋の民鉄限定品オンパレードが一段落してもとどまることを知らないかのようです。このたび第16弾や飯田線広窓流電の試作品が明らかになり、「よしよし……予約しておいて良かった♪」と思ったのみならず、さらに戦前製半流旧国特集として仙石・飯田・福塩線のリリースや、飯田線過渡期を表現するのに欠かせない119系登場時塗装や「するがシャトル」塗装のリリースが発表されるとは……!! ええ、そりゃもうカモにされてしまいますとも!! ヲッサンですもの!! (爆……あ~貯金貯金 ^^;)
しかし、こんな感じで引き続き飯田線軍団が増加してゆく中、そういえば以前購入した車両に対する手入れがまだまだ終わっていないことに気が付きました。それは……去る4月23日にアップしたきりの
鉄コレ流電飯田線快速色・塗装変更&N化作業 (滝汗)。勿論、多忙かつ他の車両への浮気ゆえに、ちまちました分解やマスキングを伴う作業が延々と後回しになってしまったためですが (^_^;)、本来「是非自分の手で往時の夢の宴を再現させたい!」という熱い思慕とともに購入したブツをいつまでも放ったらかしにするというのでは、精神衛生上まことに宜しくありません。しかもここに来て、鉄コレ119系東海色が発売されたのみならず、スカ色3扉半流や119系2種が出ることになったとは……。これはもう、近い将来自室で大々的に飯田線大運転会(とはいっても超狭いエンドレス線 ^^;)を挙行するためにも、飯田線快速色流電を積極的に塗装変更しなければなりません!
そこでようやく……クモハ52×2+クハ47 100台×2が竣工!! 複数の書籍で見かけた往時のカラー写真の雄姿がまさに眼前に蘇りました……(*^O^*)。ホント、必死にマスキングしてクレオスのインディーブルーを上塗りした甲斐があったというものです……♪ クハ47の側面窓廻りに至っては、露骨に目立っている下地の深緑青 (?) を消すべく上からGMの黄柑色を吹いており、実質的に車体全体を塗り直したに等しくなっています (汗)。そして仕上げに、同梱ステッカーを切り出して薄プラ板に貼った快速巨大HMをあしらいました☆ いや~格好良い……。
なお、暗すぎる雰囲気の製品色=深緑青につきましては、文章の雰囲気や使われている専門用語に照らして「ひょっとすると中の人によるもの?」と思わざるを得ないようなコメントを頂いております。その内容を↓に載せますが、中の人か否か調べる由もなく、信じるか信じないかはあくまでご覧頂く皆様それぞれのご判断・責任で……ということでお願い申し上げます。
※管理人注:以下の内容に関するコメントはご遠慮下さい。
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通りすがり
2012/4/26 11:36
青2号の件が気になりましたので書かさせていただきました。
ウルトラマリンブルーという色表現に惑わされてしまいがちだとは
思いますが、今回の鉄コレのカラーリングは非常に近い色だと思います。
マリンブルー=海の青は、当時の海の色と考えるとあながち
間違っていないと思います。マリンブルーという言葉で南の海を
想像してしまいがちですが、、、。
マンセル値や、モリタの青2号と比べても同じ色だと思います。
当時の文献を見ると、青2号は今より随分緑がかってたとの記述が
多く見られます。
日本では緑も青と呼びますし、当時のカラー写真は退色が激しかったり、
近年発行された書籍は補正がかかっているものと思ったほうが良いと思います。
ともあれ、模型ですから自分の好きな色にするのが一番ですが、
鉄コレの色調は間違いではないと思われますのでそのあたりを
ご留意いただければと思います。(終)
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とゆーか……「当時の海の色」とか「日本では緑も青と呼ぶ」とか
ムリがある説明のような気がするのですが……(汗)。
「間違いではないと思われるので、そのあたりをご留意頂ければ」
という表現、それに「マンセル値」というテクニカルタームは、
一介の購入者が記すようなものではないと思われるわけで、
何とも不可思議……(笑)。