地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

京阪大津百花繚乱 (2) まんが日本昔ばなし

2012-10-25 00:00:00 | 都市民鉄 (近畿以西)


 ♪坊やぁ~良い子だ寝んねしな 今も昔も変わりなくぅ~
 ♪母の恵みの子守歌ぁ~ 遠い~昔の~物語ぃ~



 ……そんな懐かしいメロディが一発で思い出されるラッピングというのは、ある意味で最高に秀逸だと思います。いや、ミ○ーカでなければ大体許せるということで (爆)。


第四ジャカルタ炎鉄録 (15) JR203系マト69

2012-10-24 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 最近のニュースでは、C国人観光客激減云々というニュースを散見しますが、本朝の観光業界も元々値引き要求ゆえに大して儲からないC国人旅行者とは別の活路を懸命に模索しているとされ、とりわけ発展著しい他のアジア諸国へのアピールを強めているとのこと。そこで先日、夜7時の某国営放送ニュースにおいて、インドネシアからの観光客に熱い視線が注がれつつあり、しかも来日したインドネシア人観光客の満足度も非常に高い……云々が伝えられておりました。そういえば最近は、都内の至るところでインドネシア人観光客っぽい人々を見かける機会が激増しているのですが、これは間違いなく飛行機増便(成田~ジャカルタ線のJAL独占からANA・ガルーダ参入による毎日3便体制へ)・インドネシアの経済発展・良好な両国関係の相乗効果であると言えましょう。しかも、良きムスリム・キリスト教徒etc..であり教養もある彼らは当然のことながら折り目正しく、誠に「Selamat Datang di Jepang!」と叫びたい気分であります。



 もっとも、海外旅行の余裕も日本への深い関心も併せ持つ彼らを日本が歓迎するにあたり、問題点があるのも事実です。それは……ハラール・フードが全然ないなぁ~ということ。ハラールとは、イスラーム法に従っている、という意味であり、具体的には清潔かつ豚やアルコール・生血などを使っていないか否かが主な問題となるわけですが、清潔さは問題ないといっても原材料のレベルで豚エキスやアルコールを使っていてはまずいわけで、味付けに酒や味醂を使う日本料理にとってハードルは高いものがあります。これまで来日したインドネシアの人々(その他ムスリム一般)は、その点「露骨に豚肉や酒を口にしなければ良い」と割り切っておられるのかも知れませんが、個人的には日本とイスラーム諸国の大連帯を考えるうえでも、もうちょいハラール・フードを手がける会社が増えると良いなぁ~と思います (勿論、非ムスリムが口にするのは全く問題なく、個人的にはイスラーム諸国の食い物はスパイシーで好き♪)。
 以上、全然鉄道とは関係ない話題ばかりで大変恐縮ですが、いま日本とインドネシアの関係は、日系企業で工賃上げストライキなどが起こりつつも総じてとても良いのは目出度い……というわけで、203系マト69編成をアップしておくことにします (^^;)。
 1枚目のカットは、ド順光のガンビール駅で撮影したものですが、最近ガンビール駅は、長距離列車とジャボデタベック圏近郊電車を完全に分離し、長距離列車の切符を持っていない客が勝手に乗り込むのを防ぐためとか何とかで、冷房電車すら通過扱いになってしまったとか……。これじゃあガンビール駅から長距離列車に乗るためにはジュアンダ駅かゴンダンディア駅からタクシーやオジェックに乗らなければなりませんし、駅ホームで撮り鉄するにしても入場券を買わなければならないのかと思うと……嗚呼!面倒臭すぎる! (泣) 2枚目のカットは、ブーゲンビレアの花と203系の組み合わせが良い感じに決まり、今回の訪問におけるカットの中でもとりわけ印象深い1枚です☆

変貌する横浜駅とバス (2) 横浜市営の7E

2012-10-23 00:00:00 | 濃いぃ路線バス&車両


 トミーテックは鉄コレ大攻勢でヲッサンホイホイを狙うのみならず、バスコレでも富士重工7E大特集を仕掛けるということで……バスコレは必ずしも体系的に集めているわけではないのですが、今でも現役な横浜市営バスの秘宝・ツーステ7Eをバスコレ化するのであれば買うしかない……という気分であります (^^;)。というわけで、去る6月に撮影した実車を取り上げてみましょう~。
 横浜市営バスは他の事業者と同様、大型車としては今やエアロスター、エルガ、ブルーリボンシティ・ハイブリッドといった車種が席巻し、ノンステップも当たり前になりつつあります。とはいえ浅間町営業所につきましては、今のところCNG化されたツーステップ7Eがそれなりに多数残存しています。



 というわけで、横浜駅西口に佇みさえすれば「首都圏の大都市ターミナル駅でありながら、今やこれほどツーステ7Eが姿を現すというのは超レアな事例なのではないか?」としか思えない神秘的な光景が展開しまくり……。端正な車体に、上下方向に狭い窓という組み合わせは、ある種のダンディズムの塊であるとすら言えるでしょう♪ そんなツーステ7Eが主に用いられているのは、横浜駅西口から西に広がる丘陵地帯にあたる三ツ沢・沢渡界隈へ向かう34・35・44・50系統、ならびに浅間町への出入庫のためにある202系統。勾配が多そうだからツーステ7Eが集中的に配置され、今後もしばらく安泰なのだろうと思いきや、特にそういうわけでもようで、これらの系統にエルガが入っている光景を見かけることもあります。したがって、実は既に置き換えが進みつつあると考えた方が良いのでしょう (苦笑)。
 だからこそ、間もなく取り壊しが本格化しそうな旧横浜駅ビルと7Eの組み合わせは、過ぎゆく時代への愛惜と呼ぶにふさわしいものがあるのです……。そして、相鉄沿線へ向かうバスの車内から見える浅間町の庫内風景も、7Eが結構ゴロゴロしておりグッと来ます (笑)。それも果たして何時まで……?

小田急海老名イベントのF-TrainⅡ

2012-10-22 00:00:00 | 大手民鉄 (小田急)


 毎年秋の恒例となった小田急ファミリー鉄道展……いや、個人的には単に海老名まつりと呼んでいるのですが (笑)、今年も一昨日と昨日の二日連続で盛大に開催されました。しかし、周知の通り小田急における車両事情は今年春までの激動期を経てすっかり落ち着いてしまい、今回は現役車両唯一最大のみどころとして3093F「F-TrainⅡ」が並べられ、その隣りに30000形がゲスト出演する程度となりました。
 とはいえ、その最大の見どころである3093Fは、遭遇率が低いだけに記録出来るときに撮り貯めておきたいもの。そこで昨日、昼過ぎまでの中央線沿線での所用を終えた後、八王子・相模線経由で海老名に到着~。「まぁいくらF-TrainⅡであるからといって所詮は3000形。大した苦労もなくパッと撮ってパッと帰ることが出来るだろう。とゆーか、わざわざ3000形ごときを撮るために海老名を訪れるようになったとは……いやいや3000ではなく俺様はド○えもん電車を撮りたいだけなんだもんね~」などと支離滅裂なことを考えつつ歩道橋を経て入場ゲートへ (笑)。



 しかし……その相模線と小田急を結ぶ歩道橋から会場内を眺めると、何やら物販コーナーの人口密度が高すぎるという……。そこで「まさか……たかが3000形や30000形ごときでこんなに人が来るとはどういうことだ!展示車両がアレだから物販コーナーに人が集まっているのだろう」と気休めに走ろうとしたのですが、そんな根拠なき期待はいざF-TrainⅡの実物に至るに及んでガラガラと崩壊したのでした。やっぱ……F-TrainⅡが並べられるとなれば、ドラ○もん世代の誰もが黙っちゃいないですよね。とくにご家族連れ様とあらば……(-_-;;)。しかも、今回は車両の周囲にロープが全く張られていないため、誰もが○ラえもんのすぐそばで記念写真を撮りたいと思うわけで、車両の周辺にはいつも以上に人人人! (@o@) 人被りをなるべく避けたい鉄ヲタの厳しい基準を満たすタイミングは滅多に訪れません (号泣)。というわけで、やっとそれらしい編成写真を撮影出来たのは、終了時間となり追い出しが始まった頃合いでしたが (→実際には終了時間となっても、物販コーナーは何とか売れる物を売ってしまいたいということで大賑わいだったという ^^;)、今度は顔に影がかかってしまい残念無念……。まぁ、超快晴をバックに海老名庫内で3093Fを撮影出来ただけでも良しとするべきなのかも知れません。
 なお会場では、「あまのじゃく軍団長野支部」(?) の「おはぎ」様とバッタリお会いしまして、光線状態が良くなるまでしばし濃いぃ話題で楽しませて頂きました。遠路はるばるどうもお疲れさまでした!m(_ _)m しかしまぁ……お聞きした超極秘情報 (?) は実現して欲しくないですね……。まぁその話題はいずれ改めて。

鉄コレ流電飯田快速色を塗装変更N化する (下)

2012-10-20 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 メジャーな鉄道車両の模型には必ずしも触手が動かず、マイナーながらもシブい車両にグッと来てしまうようなヲッサンをターゲットにしたニッチ・マーケティングであるとしか思えない鉄コレの大攻勢は、秋の民鉄限定品オンパレードが一段落してもとどまることを知らないかのようです。このたび第16弾や飯田線広窓流電の試作品が明らかになり、「よしよし……予約しておいて良かった♪」と思ったのみならず、さらに戦前製半流旧国特集として仙石・飯田・福塩線のリリースや、飯田線過渡期を表現するのに欠かせない119系登場時塗装や「するがシャトル」塗装のリリースが発表されるとは……!! ええ、そりゃもうカモにされてしまいますとも!! ヲッサンですもの!! (爆……あ~貯金貯金 ^^;)



 しかし、こんな感じで引き続き飯田線軍団が増加してゆく中、そういえば以前購入した車両に対する手入れがまだまだ終わっていないことに気が付きました。それは……去る4月23日にアップしたきりの鉄コレ流電飯田線快速色・塗装変更&N化作業 (滝汗)。勿論、多忙かつ他の車両への浮気ゆえに、ちまちました分解やマスキングを伴う作業が延々と後回しになってしまったためですが (^_^;)、本来「是非自分の手で往時の夢の宴を再現させたい!」という熱い思慕とともに購入したブツをいつまでも放ったらかしにするというのでは、精神衛生上まことに宜しくありません。しかもここに来て、鉄コレ119系東海色が発売されたのみならず、スカ色3扉半流や119系2種が出ることになったとは……。これはもう、近い将来自室で大々的に飯田線大運転会(とはいっても超狭いエンドレス線 ^^;)を挙行するためにも、飯田線快速色流電を積極的に塗装変更しなければなりません!
 そこでようやく……クモハ52×2+クハ47 100台×2が竣工!! 複数の書籍で見かけた往時のカラー写真の雄姿がまさに眼前に蘇りました……(*^O^*)。ホント、必死にマスキングしてクレオスのインディーブルーを上塗りした甲斐があったというものです……♪ クハ47の側面窓廻りに至っては、露骨に目立っている下地の深緑青 (?) を消すべく上からGMの黄柑色を吹いており、実質的に車体全体を塗り直したに等しくなっています (汗)。そして仕上げに、同梱ステッカーを切り出して薄プラ板に貼った快速巨大HMをあしらいました☆ いや~格好良い……。
 なお、暗すぎる雰囲気の製品色=深緑青につきましては、文章の雰囲気や使われている専門用語に照らして「ひょっとすると中の人によるもの?」と思わざるを得ないようなコメントを頂いております。その内容を↓に載せますが、中の人か否か調べる由もなく、信じるか信じないかはあくまでご覧頂く皆様それぞれのご判断・責任で……ということでお願い申し上げます。
※管理人注:以下の内容に関するコメントはご遠慮下さい。

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通りすがり
2012/4/26 11:36

青2号の件が気になりましたので書かさせていただきました。
ウルトラマリンブルーという色表現に惑わされてしまいがちだとは
思いますが、今回の鉄コレのカラーリングは非常に近い色だと思います。
マリンブルー=海の青は、当時の海の色と考えるとあながち
間違っていないと思います。マリンブルーという言葉で南の海を
想像してしまいがちですが、、、。
マンセル値や、モリタの青2号と比べても同じ色だと思います。

当時の文献を見ると、青2号は今より随分緑がかってたとの記述が
多く見られます。
日本では緑も青と呼びますし、当時のカラー写真は退色が激しかったり、
近年発行された書籍は補正がかかっているものと思ったほうが良いと思います。

ともあれ、模型ですから自分の好きな色にするのが一番ですが、
鉄コレの色調は間違いではないと思われますのでそのあたりを
ご留意いただければと思います。(終)

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とゆーか……「当時の海の色」とか「日本では緑も青と呼ぶ」とか
ムリがある説明のような気がするのですが……(汗)。
「間違いではないと思われるので、そのあたりをご留意頂ければ」
という表現、それに「マンセル値」というテクニカルタームは、
一介の購入者が記すようなものではないと思われるわけで、
何とも不可思議……(笑)。