いつも当ブログをお楽しみ頂き誠にありがとうございます m(_ _)m
このたび当ブログは350万アクセスの大台に達しました。アクセス解析を眺めてみるにつけ、最近は鉄コレ・模型関連で検索のうえ当ブログをご覧になられる方が多いようで、その結果アクセス数も「このような、鉄道趣味界の如何なる利権や声誉とも結びついておらずマイナーなはずの個人的ブログが何故……」としか思えないほどのものとなっておりますが、こうしてアクセスされたところで載っているのは自己流の車両画像とヘタクソな模型いじりの結果に過ぎず、検索で期待された方には大変申し訳ございません (^^;)。ともあれ、今後もあくまで個人的な鉄道趣味活動&偏屈な思い入れの備忘録として淡々と綴って行くのみですが、不正確や偏見をも笑い飛ばしてお楽しみ頂ければ幸いでございます m(_ _)m
というわけで、今回の記念画像は……鉄コレ16弾の北陸鉄道6000・6010形が素晴らしい出来だったのを記念しまして、石川線の3770形をアップしてみましょう。
この3770形は以前にもアップしましたが、当時使っていたフィルムスキャナはキヤノン製で結構高かったにもかかわらず、所詮フィルムスキャナ黎明期のボロ。青息吐息の動作で、しかもジャジャ馬な画像しか取り出せず、結局1枚スキャンしてレタッチするにも疲れ果てるという……(-_-;)。というわけで、最近巷で流行 (?) の、ポジフィルムをライトボックスに乗せてマクロレンズで接写するというお手軽スキャンは本当に便利ですし、これまで未スキャンだった画像をこうして紹介しようという気分にもなるものです。
それはさておき、3770形は元はといえば1928年に愛知電鉄 (現・名鉄名古屋本線の三河ゾーン) のデハ3300形として登場し、一時は特急「あさひ」として日本一の俊足を誇った伝説の大型車。ただ、HL制御であったために3700系列に下回りを譲って廃車となり、近似の車体ながら7年後に登場した名岐800系 (AL車の元祖) とは対照的な運命をたどっています。そして車体は北鉄石川線・豊橋鉄道・大井川鉄道に流れ、北鉄石川線ではモハ3770形2両 (当初3両ながら1両は早い段階で事故廃車)・クハ1720形4両が7000系導入まで活躍したという経緯があります。
というわけで高校時代の私は、まさにこの3770・1720形目当てで2度石川線を訪ねているのですが、いや~、3770形のこの車体!ニス塗り白熱灯車内!……本当に至福のひとときだったのを思い出します (*^^*)。準急サボ・行先サボともども、毛筆体なのがさらにグッと古豪の魅力を引き立てていますね……☆ そして1720形は、窓の上段がHゴム支持に改造され、車内はペンキ塗りとなっていましたが、これはこれで「窓が小田急1800っぽい (?)」という悦楽がありましたし、何と言ってもラッシュアワー用に仕立てられた2M1T編成も、石川線が「石川総線」と呼ばれていた頃の威厳を雄弁に物語って余りあるものがあります♪
というわけで、「しらさぎ」「くたに」に引き続く北陸鉄道車両の鉄コレ化推進を夙に願っている私としましては、何よりもまずこの3770・1720形の鉄コレ化を切望しているのです……! 名鉄3300 (初代)・豊橋モ1800 (初代)・大井川モハ309というバリエーション展開もバッチリですし♪ しかし……鉄コレ第14弾で名鉄3800系出自車両が余り人気ないらしい様子を眺めるにつけ、その機会もかなり遠い先になってしまうのではないかと危惧しております。ト○ーテック様、何卒製品化を宜しくお願い申し上げます……m(_ _)m