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ミステリ感想-『死者を笞打て』鮎川哲也

2002年10月04日 | ミステリ感想
~あらすじ~
鮎川哲也の作品「死者を笞打て」に盗作の嫌疑がかかる。10年前に謎の女流作家が書いた作品そっくり、というのだ。
世間の非難にあい仕事が途絶えた鮎川は身の潔白を証明するためその女流作家を探し出し、対決しようとする。


~感想~
氏の諧謔味が存分に発揮された快作。トリック云々などどうでもいい。(暴言)
どこまで真実か解らない、逸話の数々がまっこと愉快愉快。
竹本健治の『ウロボロス』はこれの模倣にしかすぎないのやも。


02.10.4
評価:★★★ 6
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