
~あらすじ~
現役を引退し、愛妻エイドリアンにも先立たれ、一人息子との関係もこじれて満たされない日々を送るロッキー・バルボアは、地元フィラデルフィアで小さなレストランを経営していた。もはやかつての栄光とエイドリアンとの思い出にすがって生きる日々だったが……。
~感想~
「無茶」という大前提にさえ目をつぶれば、普通に楽しめる映画ではある。
シリーズファン向けのなつかしいシーンやエピソードがちりばめられ、試合も普通に盛り上がり、ロッキーとして成立していることは間違いない。
だがわざわざ続編を撮る必要はあったのかなあ……という疑問は常に頭の端から去らないのもたしか。
「ダイハード」や「インディ・ジョーンズ」のような現実離れしたアドベンチャーではなくスポーツが題材だけに、今後もシリーズは続いていくという気配を見せず、一度っきりの復活、シリーズの後日談という位置づけは正解だと思う。
こんなこと言って続いたらどうしよう……。
評価:★★☆ 5