小金沢ライブラリー

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今週のNXT #246

2014年10月31日 | 今週のNXT
アセンション(コナー&ビクター) ◯-× タイ・ディリンジャー&ジェイソン・ジョーダン
(フォール・オブ・マン)

代わる代わる暴行されていたジョーダンがどうにかタッチにこぎ着けるも、ディリンジャーは出てきた早々にフラップジャックで叩きつけられ瀕死に。ツープラトンを被弾したった2発でビクターにフォールを奪われた。
こういう「どちらがより地味か」対決になると、逆に盛り上がるNXTの客席はいいものだ。
試合後にはヒデオ・イタミが報復に出てくるも、あっさり返り討ちになった。そういうのいいからイタミはもっと試合に出すべきだと思う。


タイラー・ブリーズ ◯-× CJパーカー
(ビューティーショット)

ブリーズと対戦予定だったモジョ・ローリーの故障により、久々にパーカーとの対戦に。
ロープブレイクの隙を突いたせこい不意打ちで優勢に立ったパーカーは、コーナーへの叩きつけを連発するプロレスIQの低さを見せ、3度目の叩きつけからの2度目からのダイビングアックスハンドルをかわされ形勢逆転。
モジョ・ローリーが出てきてブリーズに睨みを利かせるも、ガチで肩が痛いのか介入する気配はなく、ブリーズが勝利を収めた。


ボードビレインズ(エイダン・イングリッシュ&サイモン・ゴッチ) ◯-× ウェズリー・ブレイク&バディ・マーフィー
(ゴッチのアッパーカット→イングリッシュのネックブリーカー)

序盤はブレイク&マーフィーが軽快な動きでペースをつかむが、ビレインズはマーフィーの右腕に狙いを定めて主導権を奪い返す。かろうじて脱出し、薄目で見ると小柄なエッジに見えなくもない体力ゲージ満タンのブレイクに交代すると、ブレイクは一人でビレインズを蹴散らす。
だが連携で優るビレインズはブラインドタッチからの不意打ちで動きを止め、ゴッチの後頭部へのアッパーカットからイングリッシュのネックブリーカーにつなげる地味…古式ゆかしいツープラトンで勝利した。


ベイリー ×-◯ サーシャ・バンクス
(バンク・ステートメント)

入場で業務内容の8割を消化したベイリーはサーシャのせこい蹴りで人事不省に陥り、ペイジの後釜を狙うようなサーシャのラフファイトに苦しめられる。ロープの反動を利用してのビンタが素敵。
そういえば大した攻撃を受けていないことに気づいたベイリーは反撃に乗り出すも、自分も大技を持っていないため試合を決めきれず、サーシャのバックスタバーからのジャストフェイスロック(バンク・ステートメント)を浴びて敗北した。

試合後もサーシャが暴行を続けているとベッキー・リンチが救援に出てきたが、かませ犬になりかけている現状に不安を抱くベッキーはベイリーを不意打ちしてヒールターン。「あたしはカシアス・オーノにはならない」という意思表示をした。


NXT王座戦
エイドリアン・ネヴィル ◯-× タイタス・オニール
(レッドアロー)防衛成功

挑戦者決定戦でもなんでもなかったサミ・ゼイン戦を制しただけのタイタスが王座に挑む。WWEではよくあること。
「別にネヴィルを応援してもいいんだけどストーリー的にゼインに戴冠してもらいたいからあえて冷たい態度をとっている」空気の読める客席は、一軍だしぽっと出でタイトルを奪えるはずもないしヒールだしのタイタスに歓声を送るわけにもいかず、フロリダにこんな静かな所があるなんて状態。
タイタスは受け身のことなど考えていないような無造作な放り捨てでネヴィルを痛めつけるが、ネヴィルは鋭いキックの連打で反撃。
最後はコーナーに追い詰められたネヴィルがビンタで挑発し、突進してきたところにドロップキックで返り討ち。すかさずレッドアローを浴びせるというずいぶんあっさりした決着だった。

試合後、ゼインが王座挑戦を願い出るとネヴィルは快諾した。
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