ニューエイジ・アウトローズ(ビリー・ガン&ロード・ドッグ) VS アセンション(コナー&ビクター)
さすがビリーとロード・ドッグは短時間ならまだまだキレッキレの動きを見せられる。
アセンションをPPVデビューさせるためだけの試合だったが、第一試合の重責はとりあえず果たせていた。
WWEタッグ王座戦
ウーソズ(ジミー・ウーソ&ジェイ・ウーソ) VS ミズ&ダミアン・ミズドウ
ミズドウの人気が圧倒的すぎる。近年のWWEの台本の中でもダントツで頭おかしい良いキャラだし、コピー元としてミズもベストチョイス。
試合は終盤、恐ろしいほどグダグダになってしまい、せっかくのミズドウもろくに展開に絡まずと、とてもPPVの大一番を名乗れる内容ではなかった。
ナタリヤ&ペイジ VS ベラ・ツインズ(ニッキー・ベラ&ブリー・ベラ)
こちらは試合時間が長すぎ。もっと交代をひんぱんに繰り返し流れを作れれば良かったし、容易に流れを作れるメンバーを揃えておきながら、ナタリヤを延々と孤立させる脚本で全てを台無しにした。
まさかのエルボースマッシュでの決着も意味不明。PPVでやる意味は全くなかった。
WWE世界王座3WAYノーDQ戦
ブロック・レスナー VS ジョン・シナ VS セス・ロリンズ
シナの入場時に浴びせられる「S●CK」チャントはカート・アングルの場合とは完全に別物。
勝てばリック・フレアーに並ぶ16度目の戴冠という話はもはやフレアーに対する侮辱以外の何物でもない。
唐突に放ったみちのくドライバーは何だったんだあれ。
だが試合は実に良かった。シナの試合に(シングル戦ではないとはいえ)名勝負チャントが飛んだのはいつ以来だろうか。
レスナーを到底一人では倒せない化け物に設定し、二人がかりかあるいはレスナーを排除して二人きりで決着させるしかないという展開で見事に盛り上げた。
なんといってもセスの働きが素晴らしく、経歴では遠く及ばない二人の間に割って入り存在感を見せつけた。レスナーへの場外ダイビングエルボーは空中姿勢こそHBKやシェイン・マクマホンには劣るが、高さと威力では完全に勝っていた。レスナーのアバラを折ったというのも事実かもと思わせる。メインのロイヤルランブル戦より盛り上がった王座戦は久々だった。
ロイヤルランブル戦
バティスタが勝つとわかりきっていた去年よりは総じて良かった。確かにダニエル・ブライアンの出番も敗退も早すぎたし、ローマン・レインズが勝つ展開も途中で見え見えになったが「クソ試合」と吐き捨てるほどではない。フィラデルフィアの観客がわがまますぎる。
サプライズ枠の三人はいずれも予想外でそれぞれに見せ場がたっぷりあり良かった。(ブギーマンは現在の基準ではミミズは出せないだろう)
最後の「そういえば親戚だった」以外に全く脈絡のないロック様の登場は、ロックの無駄遣いもいいところだった。レッスルマニアのオーソリティー戦にロックが加わるとも思えないし、観客の不満を抑えるために応急処置で出した感が。
ルセフの奇襲はサンティーノ・マレラの焼き直しの挙句ルセフのキャラにもそぐわず、マレラがあれをやったのだってたかだか数年前のこと。オマージュにしても早すぎて全くの意味不明。
それにしてもあいかわらずスイッチャーが無能なのは本当にどうにかならないのだろうか。後半にかけてリング中央で大技を決めているのに気づかず、動きのないコーナーを映す場面が多々あり目に余った。番組の前半はほとんどミスが無かっただけに、単に集中力が切れていたとしか思えない。
個人的には30番手でアンダーテイカーが現れて勝利し、レッスルマニアでレスナーと再戦を期待していたのだが、どうやら復帰できるかどうかも怪しい。復帰したところで連勝記録が止まったのにレスナー以外と戦う理由がわからないし、ここで勝つしか無かったと思うのだが。
さすがビリーとロード・ドッグは短時間ならまだまだキレッキレの動きを見せられる。
アセンションをPPVデビューさせるためだけの試合だったが、第一試合の重責はとりあえず果たせていた。
WWEタッグ王座戦
ウーソズ(ジミー・ウーソ&ジェイ・ウーソ) VS ミズ&ダミアン・ミズドウ
ミズドウの人気が圧倒的すぎる。近年のWWEの台本の中でもダントツで頭おかしい良いキャラだし、コピー元としてミズもベストチョイス。
試合は終盤、恐ろしいほどグダグダになってしまい、せっかくのミズドウもろくに展開に絡まずと、とてもPPVの大一番を名乗れる内容ではなかった。
ナタリヤ&ペイジ VS ベラ・ツインズ(ニッキー・ベラ&ブリー・ベラ)
こちらは試合時間が長すぎ。もっと交代をひんぱんに繰り返し流れを作れれば良かったし、容易に流れを作れるメンバーを揃えておきながら、ナタリヤを延々と孤立させる脚本で全てを台無しにした。
まさかのエルボースマッシュでの決着も意味不明。PPVでやる意味は全くなかった。
WWE世界王座3WAYノーDQ戦
ブロック・レスナー VS ジョン・シナ VS セス・ロリンズ
シナの入場時に浴びせられる「S●CK」チャントはカート・アングルの場合とは完全に別物。
勝てばリック・フレアーに並ぶ16度目の戴冠という話はもはやフレアーに対する侮辱以外の何物でもない。
唐突に放ったみちのくドライバーは何だったんだあれ。
だが試合は実に良かった。シナの試合に(シングル戦ではないとはいえ)名勝負チャントが飛んだのはいつ以来だろうか。
レスナーを到底一人では倒せない化け物に設定し、二人がかりかあるいはレスナーを排除して二人きりで決着させるしかないという展開で見事に盛り上げた。
なんといってもセスの働きが素晴らしく、経歴では遠く及ばない二人の間に割って入り存在感を見せつけた。レスナーへの場外ダイビングエルボーは空中姿勢こそHBKやシェイン・マクマホンには劣るが、高さと威力では完全に勝っていた。レスナーのアバラを折ったというのも事実かもと思わせる。メインのロイヤルランブル戦より盛り上がった王座戦は久々だった。
ロイヤルランブル戦
バティスタが勝つとわかりきっていた去年よりは総じて良かった。確かにダニエル・ブライアンの出番も敗退も早すぎたし、ローマン・レインズが勝つ展開も途中で見え見えになったが「クソ試合」と吐き捨てるほどではない。フィラデルフィアの観客がわがまますぎる。
サプライズ枠の三人はいずれも予想外でそれぞれに見せ場がたっぷりあり良かった。(ブギーマンは現在の基準ではミミズは出せないだろう)
最後の「そういえば親戚だった」以外に全く脈絡のないロック様の登場は、ロックの無駄遣いもいいところだった。レッスルマニアのオーソリティー戦にロックが加わるとも思えないし、観客の不満を抑えるために応急処置で出した感が。
ルセフの奇襲はサンティーノ・マレラの焼き直しの挙句ルセフのキャラにもそぐわず、マレラがあれをやったのだってたかだか数年前のこと。オマージュにしても早すぎて全くの意味不明。
それにしてもあいかわらずスイッチャーが無能なのは本当にどうにかならないのだろうか。後半にかけてリング中央で大技を決めているのに気づかず、動きのないコーナーを映す場面が多々あり目に余った。番組の前半はほとんどミスが無かっただけに、単に集中力が切れていたとしか思えない。
個人的には30番手でアンダーテイカーが現れて勝利し、レッスルマニアでレスナーと再戦を期待していたのだが、どうやら復帰できるかどうかも怪しい。復帰したところで連勝記録が止まったのにレスナー以外と戦う理由がわからないし、ここで勝つしか無かったと思うのだが。