小金沢ライブラリー

ミステリ感想以外はサイトへ移行しました

6/16のNXT TakeOver Chicago Ⅱ #454

2019年04月19日 | 今週のNXT
NXTタッグ王座戦
アンディスピューテッド・エラ(ロデリック・ストロング&カイル・オライリー) ◯-× オニー・ローキャン&ダニー・バーチ
(Jネックブリーカー+水面蹴り)防衛成功

とうとうタッグ王座戦にまでたどり着いてしまったローキャン組は打撃中心で攻め、王者組は連携でそれに対抗。
孤立したバーチから交代したローキャンがほとんど一人で王者組を蹴散らし、ついにダブルインパクトからのヨーロピアンアッパーカットでオライリーを叩き落とすが、セコンドに付いていたアダム・コールが反則覚悟で場外へ引きずり出して阻止し、退場宣告を受けながらもチームを救う。
最後は防御も何もかも捨てて激しく殴り合うが、オライリーがマーシャルアーツでバーチを倒すと二対一となり、ストロングのJネックブリーカーにオライリーの水面蹴りを合わせるツープラトンで、辛くもストロングがローキャンをフォールしベルトを守った。

一試合目から白熱した好勝負に客席は沸き返り、惜敗したローキャン組に大歓声を送った。


リコシェ ◯-× ベルベティーン・ドリーム
(630スプラッシュ)

ハルク・ホーガンの衣装を真似たベルベティーンが入場で客席を沸かせ、試合でも先手を取る。雪崩式デスバレーボムとエプロンから場外へのブレーンバスターで投棄するがリコシェはかろうじて肩を上げる。
最後は飛び技の応酬となり、リコシェのリング中央まで飛ぶシューティングスタープレスと、ベルベティーンの別コーナー近くまで飛ぶパープル・レインメーカーはともに自爆したが、リコシェが必殺技を浴びせ激戦を制した。


NXT女子王座戦
シェイナ・ベイズラー ◯-× ニッキー・クロス
(チョークスリーパー)防衛成功

ニッキーは奇行でシェイナをひるませラフファイトからスリーパーホールドに捕らえるが、そのまま場外のスチール床に叩きつけられ脱出される。
シェイナの強烈な膝蹴りを何度となく浴びるが、ニッキーはエゴトリップで反撃。しかしロープに近すぎて逃げられ、最後は丸め込みをチョークスリーパーに返されると、完全に首を絞められながらも不気味に微笑んだものの、力尽きてレフェリーストップを掛けられた。


NXT王座戦
アリスター・ブラック ◯-× ラーズ・サリバン
(ブラックマス×2)防衛成功

ブラックは開始早々にブラックマス(後ろ回し蹴り)を放つがサリバンに受け止められてしまう。
サリバンは圧倒的なパワーで振り回し、ブラックに蹴られても容易にダウンしない。
さらにダイビングヘッドバットを防いで痛めた左膝を狙い、足技の威力も弱めることに成功したが、必殺のフリーク・アクシデント(スパインバスター)はブラックに見切られており決め手に欠け、最後はブラックマスを喰らうも鼻と口から出血しながら耐えてみせたものの、二発目を受けて撃沈された。


シカゴ・ストリートファイト戦
ジョニー・ガルガノ △-△ トマソ・チャンパ
(試合中止)

ガルガノは妻に渡された松葉杖を手にリングに上がり、同じく松葉杖を持ってきたチャンパと早速殴り合う。
ガルガノは避難する間も与えずチャンパを実況席に投げ込んで解説のナイジェル・マッギネスを巻き込む。
チャンパは腹いせにファンの持っていたガルガノのサインボードを破ろうとするが妙に固くて手こずっていると、中身は道路標識でガルガノに奪われ殴られる。仕込みじゃなかったら普通に凶器なのでセキュリティの責任が問われる。
リングに戻っても凶器を使いまくり、チャンパはガルガノの首を椅子に挟んで鉄階段に叩きつける。10数年前のハーディーズの兄弟対決はこれで決着した気がするが、まだまだ試合は序盤で、ろくにフォールに行かずその後も危険技を連発。

鉄階段直下シュバインすらガルガノに返されると、チャンパは工具でリングマットを結ぶ紐を切断し、マットを外して土台を剥き出しにしてしまう。
土台への雪崩式シュバインは回避したガルガノだが、再び場外へ連れ出されると、チャンパに結婚指輪を外されつばを吐きかけられる。それで目覚めたガルガノはテーブル直下シュバインをお返しし、レフェリーは試合を止めた。

チャンパは首を固定され担架に乗せられるが、ガルガノの怒りは収まらず、チャンパをリングに戻すとガルガノエスケープを敢行。止めようとする裏方も蹴散らし、手錠を締めてスーパーキックを連打し、さらに痛めつけようとしたが、チャンパが一瞬の隙をついてマットの無い土台にDDTで叩きつけてしまった。

全部が全部盛り上がった特番は、チャンパの不敵な笑みで幕を閉じた。
コメント