小金沢ライブラリー

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SCP-2031~2040

2020年06月26日 | SCP紹介
SCP-2031 - Ant farm (アリ農場)
バーチェルグンタイアリのコロニー。放浪し、20kg以上の脊椎動物を見つけると、体内に侵入し巣を作る。そして皮と骨格を残し、元の動物のように振る舞う。人間や家畜を模倣する個体が確認されている

SCP-2032 - Father Time
※未翻訳

SCP-2033 - Coincidental Tree (偶然の一木)
サトウカエデの樹。噛んだ後のチューインガムがいくつも貼り付いており、日に平均3個が剥がれ落ち、その際にゴムの泡に変化する。泡は50cmまで膨張すると破裂し、ある死亡した女性の声で、米国内で作成された音楽劇のアレンジを歌う。その1時間後、新たなガムが幹に現れる。宇宙から飛来した物体が財団サイトに衝突し、破壊された別のSCPオブジェクトによって生成されたと考えられるが、なぜ事件に関連していないはずの女性の声が現れるのか、調査が進められている

SCP-2034 - Tussaud's Delusion (タッソー症候群)
ごく一部の人物が写真やビデオ等のデジタルメディア上で、生物として認識されなくなる現象。影響を受けた人物は人形やダミーとして映る。効果は数年で失われるが、あるイギリス人女優は死後60年以上経つ現在も効果が続いており、ネット上に流れた映像の収容は困難をきわめている

SCP-2035 - Instant Animals
※未翻訳

SCP-2036 - Fire Rabbits (火の兔(ト))
雌のアナウサギ。自らの意志で心停止することが出来る。死亡すると600℃以上の熱を発して燃焼し、結晶化する。1~5日後、結晶が燃え上がり、内部から生後1~3ヶ月のこのウサギが生成される。子孫にもこの能力は受け継がれるが、結晶化の効率は下がる

SCP-2037 - Dust Bunnies (ワタゴミウサギ)
ワタオウサギの異常種。脅威となり得る存在が接近すると、逃走しながら身体を埃の塊に変化させる。脅威が去ると元の姿に戻る。風に吹かれる等して埃が減ると、周囲のゴミを集めるが、減りすぎると再生される個体のサイズが縮小する。病死した個体が素早く分解され、骨格が一時、埃に変化した事から、変種のウサギではなく、全く別の生物とも考えられる

SCP-2038 - Unstable Standees (不安定性看板病)
人間と無生物の双方に発症する感染症。感染後48時間以内に、休止・静止しており、それを一人の観察者に見られると、感染者は写実的に描かれた立て看板に変身する。看板に触れた者にも感染する

SCP-2039 - Pikes 'n' Wagners (パイク家とワグナー家)
ノースカロライナ州の山岳地帯に居住する2家族。川を挟み、20世紀初頭の技術で狩猟や農業をして暮らしている。両家は険悪でしばしば紛争を起こし、屋内から異常な兵器を持ち出し、どちらかが殲滅されるまで戦う。勝利した一家は就寝し、12~36時間後に全ての損傷が回復し、元に戻る。2家の家長だけが記憶を保持し、その他の家族は紛争の記憶を持たない。全員が不老で、両家以外の人物からは物理的損傷を受けない

SCP-2040 - The Iron Messenger (鋼鉄のメッセンジャー)
人型ロボット。鉄やガラス、プラスチックで構成された稚拙な外見だが、人間に匹敵する知性と永久機関を持つ。この宇宙の物理法則は無用であり、その問題を解決する為の手助けをして欲しいと語り、返答を求める。検討中だと答えれば無期限に待ってくれるが、不用意に答えそれを正式回答と認識されれば危険な為、慎重な対応が必要とされる
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