東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

猪口選手も辞退

2006-01-07 20:13:04 | スポーツ

この度はじまる野球の世界選手権はワールド・ベースボール・クラッシクというんでしたかね。ホワイトソックスの猪口選手も出場を辞退したという。彼は出場を表明していたが、ヤンキースの松井選手に続いてやめることにしたようだ。イチロー選手はどうするんだろうか。

プロ野球全体から選手を集めるチームは日本の場合成功しないと思うが、それでも今度の王監督は長島ジャパンよりかましな成績だろうと期待していたが、それも分からなくなった。オリンピックでもプロが出場した大会がこれまで二回、いずれもアマチュアのみの参加のときよりも成績が悪い。変にひねくれたプロ意識でまじめにやっていないからだろう。オリンピックでもWBCでもむしろ日本シリーズの優勝チームを単独参加させたほうがいい成績が残せるのではないか。ただし、シーズン開幕前はだめだ。秋のシーズン終了後がいいだろう。

最低だったのは、前回の長島ジャパンだった。北京でも長島ジャパンでいくというから驚きだ。偽善的美談の少女趣味ではスポーツマンシップは発揮できない。病気の長島氏を監督からはずさず、前畑代理で行くのが美談らしい。それで世論もマスコミも盛り上がるんだから世話はない。長島氏が病気でいけず、かつ精神状態がしっかりしているなら、自分の意思で監督を辞退するのがスジだろう。チームにもいい影響を与える。悪い影響を与えるとして監督を変えるのを恐れたのなら、あきれるほかはない。そんな精神風土ではなにも期待できない。長島名前貸し監督に反対するマスコミも評論家が一人もいなかったことは驚きだった。

また、病気の性質上ご本人の自主的判断が無理なら、なにかにつけてしゃしゃり出てくる息子が明確に辞退の意思を示すのが父の威厳を保つために当然の親孝行である。おそらくこのような意見は総反発をくらい、無視されるのが日本的風土なのだろう。しかしそれは現代日本的風土であって、伝統的な武士道的さわやかさもないし、真のスポーツマンシップから一番遠いことだろう。

大変酷ないいかただが、前回のオリンピックは予期した成果はあげられないだろうと事前に予測していたがそのとおりになった。こんどの王ジャパンにはすこし期待していたので、辞退続出は残念である。


なんとかしてくれ、予告編

2006-01-07 08:59:44 | NHK

NHKの話である。民放にも予告番組はあるがNHKは質、量ともに民放より劣悪で節度がない。あまり視聴率が稼げそうもない情報番組、報道番組、教養番組に品のいい予告をいれるのはまあいい。

大河ドラマとか紅白とかいうマンネリ番組の予告編を長々と、頻繁に放送する神経をうたがう。みょうちきりんな半島人ドラマ(カン流とでもいうのかね)の予告をことあるごとに他の番組の間に挿入するに至っては言語同断である。免許を受けて排他的に電波を独占使用している責務をなんと心得ているのか(NHKの免許はホリエモンや楽天に与えたほうがましかもしれない)。ホリさんや、三木谷さんや、フジテレビやTBSばかり狙わずにNHKをターゲットにしたまえ。それでこそ、新時代の、新感覚の旗手であろう。

いつごろから「予告編」が幅をきかせてきたのか。昔はなかった。記憶にないということは気にならなかった範囲であったのか。とにかく公共の電波にドラマ、娯楽番組の予告編を入れる余裕があるのか。実のある放送内容があまりなくて、放送時間に骨ソショウ症状態が出来ているから、予告を多用するのではないか。水ぶくれ状態にあるNHKはチャンネル数を大幅にカットして、放送時間も一日10時間程度にするのが適正な規模であろう。

昔はニュース時間の4,5分前にスイッチをいれると天気予報とか、公共広報的な案内が入っていたものだ。ニュース番組を待つわずかな時間も無駄にならず、不愉快にならずにすんだ。今は不愉快な娯楽番組の予告編に襲われる。

竹中総務大臣は放送法第50条を適用してNHKの解散を命じるという話もある。彼岸あたりまでには決めてほしいものだ。