顧みればこのブログのテーマではNHKものが一番多いかもしれない。今日もまた一つネタを与えてくれた。朝刊でも各紙同じような内容の記事だと思うが、ここでは本日の夕刊フジ3面の記事をもとに話そう。
記事の見出しは
*総務省NHK担当課長を更迭
*安倍、改革遅れにみせしめ」
菅総務大臣がNHK改革担当の課長を更迭したというのだ。動きが鈍いというわけだ。業者(NHK)と気脈を通じているのではないかというのだ。ということは参議院の片山おたふく丸虎之助あたりの郵政族の手下(テカ)ではないかということである。
本省の課長クラスの更迭がニュースになるのもめずらしいが、時期が時期で異例ということ、NHK改革のサボタージュに加担しているのではないかとして移動させられたのではないかというので結構大きなニュースになったのだろう。
改革のサボタージュに参議院の片山虎之助が加担していたことを示すかのように、総務省の事務次官が片山に説明にいったら、片山に怒鳴りつけられたそうだ。分からないのは何故一々族議員に報告に行くのか、ほっとけばいいのだ。
記事によるとNHK改革は安倍内閣の重要課題だという。内閣の「目玉政策」だという。宣伝が不足していて知らなかった。いいことだ。小泉さんは郵政改革には熱心だったが、同じ旧郵政省担当のNHK改革にはほとんど関心を示さなかった。それに較べれば安倍さんは立派なものだ。
郵政民営化はカネの流れの改革である。放送事業の改革、その最大で喫緊の課題がNHK改革であるが、は情報の流れの改革である。重要性においては甲乙付けがたい。車の両輪である。
続報:夜のNHKニュースによると、NHK橋本会長は「料金の二割値下げが今国会に提出される改革法案で料金徴収義務化の条件なら、料金徴収義務化は今回は見送ってもいい」と言ったそうだ。総務省も舐められたらいけない。ここは電波泥棒に対して示しをつけておかないといけません。
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