スキャンダル、汚職、疑獄が連続発覚する官庁といえば、防衛省、厚生労働省と国土交通省だ。単発では農林水産省や外務省なんてのもあったがね。
防衛省は自民党が大臣を渡さないが、国土交通省と厚生労働省は自公連立政権では公明党の指定席だ。厚生労働省はいまは自民党だが小泉政権では長いこと公明党の指定席だった。坂口さんとかいったかね。
スキャンダルは自公政権が出来る前からの経緯があるものが多いが、噴出したのは公明党大臣がながく居ついた後からだ。なにか関係があるね。
役人に舐められて彼らのやりたい放題なのか、一緒になってやるのでたがが緩むのか。厚生労働省も国土交通省も予算が多く、全国津々浦々の地元ボスとの利害が密接なポストだ。公明党の性格からしても大いに利用のしがいのあるポスト、官庁だろう。「弱者の味方」という大義名分で存分に予算をばらまき、許認可権を乱用できる。