東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

共通点、SF小説講座

2008-04-04 18:48:31 | 社会・経済

横須賀のタクシー運転手殺人事件、岡山のホーム突き落とし殺人事件と土浦の8人無差別殺傷事件には共通点がある。それが分かればSF小説家としてネタ探しは合格だ。

+ 横須賀の米兵は「殺せ」という声が聞こえたとか弁護士に言っているという。責任逃れにこういうことをいう犯人が時々いるので、考えた上でのうその可能性が高い。しかし本当のところはわからない。どこかから命令する声を聞いたというのは、厄介なことになることが多い。

私の親戚にも姿は見えないが声を聞いたというのがいた。その命令に従って新興宗教の教祖になった。「キリストのようになるのがお前の使命だ」と言われたというのだ。家族はえらい迷惑をした。声は右後方の上のほうから聞こえたそうだ。

どの方角から聞こえてくるかということによって種類も違ってくるらしい。横須賀の米兵は左のほうから聞こえたんじゃないかな。

よく天の声なんていう。権威を持って語られると抵抗しようがない。といういいわけにもなるし、宗教のような場合は強烈な自信や使命感につながるからいずれにしても厄介である。自分が神の代弁者になったように感じる。

ところで、土浦の事件の犯人も岡山駅の犯人も、言っていることを聞いているとなんとなく米兵と似ている。どこかから聞こえてきた声に従ったといっているかどうか知らないが、とにかく個人的な動機はまったくないようだ。

マスコミ御用の心理学者が「間接自殺願望」なんていっているが、どうも感心しない。「声を」聞いているのではないか。それを意識の上に記憶しているか、意識下に埋没しているかは別にして。

そこでだ、ここから先はSF用に料理する。米兵、土浦、岡山駅とほぼ同時期に似たようなことが起きる。これは最近UFOで地球に飛来した宇宙人が複数の人間に同じ指令を出しているのだ、と。地球侵略の前哨戦かもしれない。