東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

日本の野党は何をしているのか

2008-04-08 17:57:08 | 社会・経済

あのおバカさんなヒラリー・クリキントキでさえ、北京五輪をボイコットせよといっている。大統領を含め政府職員の北京五輪参加を禁止する法案を提出した。

どこの国でも時の政権にあるものは外交関係への配慮、外交儀礼の遠慮もあって態度があいまいになることがある。ブッシュ大統領も煮え切らない。そういうときに野党指導者が人権を求める人たちを代弁して声を上げるものだ。それが野党の義務であり、特権である。

イギリスでも野党保守党の指導者は政府より厳しいことをいっている。ヨーロッパでは政府でも厳しい態度を示している国が多い。

ヒラリーはもともと親中派である。中国からの違法政治献金疑惑がたびたび話題になる人物である。その彼女でさえも、今回のチベット騒動では国民の声を受けてはっきりと中国を批判することが政治家の使命であると考えているのだ。

ひるがえって日本はどうか。小沢民主党は中国の首脳と笑顔で会ってもらい、握手してもらい、その写真をばら撒くことが自分たちの政治基盤を強化すると考えている連中である。公明党もそうだし、自民党の大部分もそうだ。

そんな連中にチベット問題ではっきりと中国を批判してもらうことは出来ない相談である。

長野市は手遅れにならないうちに聖火リレーを返上したほうがいい。日本を凄火で汚させてはならない。

最近小沢民主党は若手党員がチベットの人権問題を研究する会合を開くことを禁止した。中国共産党から命令脅迫されたのだ。自民党でさえ、チベットの人権活動家を呼んで意見を聞いている。一部の有志議員の集まりだがそれを自民党でさえ禁止していない。小沢民主党は有志議員の自発的な勉強会にすら干渉しているのだ。

日銀総裁問題とかガソリン税の揺さぶりで得意になっているようだが、小沢一郎という政治屋はしょせんその程度の黒幕策士にすぎない。