東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

街頭録音は信用ならない

2008-05-16 19:39:46 | 社会・経済

君は街頭録音という言葉を使うか。オイラの記憶もはっきりしないが、ラジオ時代にはたしか街頭録音といった。いまでいう街角インタビューかな。なにか事件や問題が起こると通行人を恣意的にピックアップして意見を聞いて、賛否半々だとか、みんな賛成だとか、反対だとか、さも世論のように紹介するやつだ。

これは最近のはなし。ラジオ時代には放送局の恣意的なバイアスは感じなかったが、マスコミが時代とともに劣化したせいか、最近は本当かいなという印象を持つことが多い。

その一例がパンダのレンタル。NHKをはじめインタビューを受けるおばさんたちはみんな、よかったわー、ばかり。日本国民もこんなに簡単に南京玉すだれの手品、いやいやコキントキの手玉にとられるのかと情けなく思った。

ところが今日の産経新聞に面白いアンケートがある。

読者1万214人に聞いたそうだが、その結果を紹介する。

パンダを貸与は賛成か:イエス 9%、ノー 91 %

高額のレンタル料に納得するか: イエス 3%、ノー 97 %

パンダで喜ばせてギョーザ問題などを隠す意図があると思うか:

イエス 88%、ノー 12 %

まんざら国民もバカじゃなかったわけだ。それにしても最初から福田首相のお先棒を担いでインタビューをでっち上げようとするNHKはひどいね。