問題をこう書き換えてみたらどうか。
歩行者の安全を確保し、歩行者優先の原則を担保するにはどうしたらいいか ?
もともと、道路交通法に地方自治体の条例が例外を認めてきたのは、上の条件を満たせば自転車の歩道走行を認めるというものだった。
ところが、その趣旨の徹底も、広報もまったく行わずにきたのが現状である。だから自転車が歩行者の安全を脅かさないように罰則が厳格に適用されれば、自転車の歩道走行を認めてもいいということになる。
*自治体は自転車利用者の教育を行い、指導を徹底する。
*自転車メーカーは広告を大々的に行って教育活動を行う。タバコが健康に有害であるという趣旨のことをタバコの箱に印刷したりしてタバコ産業はそれなりの社会的責任を果たしている。自転車メーカーも売り上げの10パーセント、少なくとも1パーセントは歩道走行上の規則を啓蒙することに使うべきである。
*道路交通法での罰則を厳格に実施する。現行法でも前科がついたり、罰金を課すことができたり、かなり厳しい規則があるらしい。すべて法律どおり実施すべきである。
*自転車の違反摘発に対して警察官に多くのメリット(点数)を与えるべきである。
*TASPO相当の制度を導入する。タバコの自動販売機は成人に発行されるタスポ・カードがないと買えなくなる。自転車の利用者にも「タスポカード」を発行すべきである。身元証明を行い、指紋を登録させて本人を確認できるようにすべきである。
タスポカード不携帯で自転車に乗っていたら、逮捕留置して一ヶ月間の強制労働につかせる。公衆便所の掃除などがよかろう。
* 衝突の衝撃はスピードと質量の積であるから、まずスピード制限を生産段階で求める。せいぜい時速四キロだろう。もっと早く走る自転車に乗る場合には車道を走ればよい。また低速自転車を一目で区別できるように車体を真っ赤に塗るとか紅白のダンダラにペイントするとか義務づける。もちろん歩道走行可の自転車にはベルをつけてはならない。
さて、質量であるがデブの走行は禁止しよう。低速でも衝突の衝撃が大きくなる。しかし、力士のように運動神経が発達しているものは例外的に認める。高見盛クン、この間はどうも。安心したまえ。
などなど、いくらでも知恵は出ようぞ、はげめや、ものども。
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