日曜の昼間に秋葉原で起きた無差別殺傷事件のニュースに電波ジャックされているが、おびただしい量の情報が流れる割にどうしてもわからないことがある。
犯行時間はわずか数分であるという。それで死者が7人に上る。そのほとんどが青年、壮年である。しかも一人を除いてすべて男性である。小学校のように閉鎖されたところで相手が小学生低学年なら多数の被害者が出るのはわかる。またアメリカのように銃を使えば、多数の死者が出るのがわかる。アメリカでもよく起こるが、やはりすべて閉鎖された環境の大学の教室やキャンパスである。
昨日の秋葉原は銃を使うわけでもない。中央通というかなり広い道路であり、人出で雑踏したとはいえ、道路が四通八通しているところで身をかわせる余地は大きい。それなのに、ナイフであっという間にあれだけの死傷者が出る。画像で見ると犯人はどちらかというと、華奢な優男である。練達のナイフの使い手にはみえない。ランボーのようには見えない。
世界では通常のおとなには備わっている自然な危機対応本能(よけるにせよ立ち向かうにせよ)が摩滅しているとしか考えられない。その理由を考えるのも興味深いがとりあえず触れない。まるで羊小屋に狼を放り込んだようだ。ウサギ小屋や鶏小屋に猫や野犬を放り込んだようなありさまだ。
日本では演説会場でパンパンと銃声のようなものが響くと、聴衆はなんだなんだ、と皆立ち上がる。外国では皆身を伏せる。そんな違いと通低するところがあるようだ。
だからまことに日本はすばらしいという人もいる。第九条丸腰生活の成果だと自慢する人もいる。
犯行時間はわずか数分であるという。それで死者が7人に上る。そのほとんどが青年、壮年である。しかも一人を除いてすべて男性である。小学校のように閉鎖されたところで相手が小学生低学年なら多数の被害者が出るのはわかる。またアメリカのように銃を使えば、多数の死者が出るのがわかる。アメリカでもよく起こるが、やはりすべて閉鎖された環境の大学の教室やキャンパスである。
昨日の秋葉原は銃を使うわけでもない。中央通というかなり広い道路であり、人出で雑踏したとはいえ、道路が四通八通しているところで身をかわせる余地は大きい。それなのに、ナイフであっという間にあれだけの死傷者が出る。画像で見ると犯人はどちらかというと、華奢な優男である。練達のナイフの使い手にはみえない。ランボーのようには見えない。
世界では通常のおとなには備わっている自然な危機対応本能(よけるにせよ立ち向かうにせよ)が摩滅しているとしか考えられない。その理由を考えるのも興味深いがとりあえず触れない。まるで羊小屋に狼を放り込んだようだ。ウサギ小屋や鶏小屋に猫や野犬を放り込んだようなありさまだ。
日本では演説会場でパンパンと銃声のようなものが響くと、聴衆はなんだなんだ、と皆立ち上がる。外国では皆身を伏せる。そんな違いと通低するところがあるようだ。
だからまことに日本はすばらしいという人もいる。第九条丸腰生活の成果だと自慢する人もいる。