秋葉原のDaggar Man とは直接関係ないのだが、
派遣労働は補完かメジャーか。労務費か材料費か、という一条
補間かもしれないね。
Closed Shop か Open hop かという一条
年金計算の幾何級数的負荷増大という一条
などなどについて逐次アップ予定
+ 労働問題の専門家ではないので、今ウイキペディアをのぞいた。派遣労働者の規模を知りたがったのだが出ていない。記憶では千万人単位だったと思うが、全就業者の過半を占めるようになったかどうか確認したかったのだ。
労働白書をみればいいんだろうが、それは今度。
太古からある形態だから目新しいことはなにもないんだろうが、昔は口入れ屋なんてのがあった。芸者の置屋なんてのはマサニ人材派遣会社だ。家政婦紹介所なんてのは比較的新しい。といっても大正か昭和か。手配師なんても言うね。
派遣労働者は職業別の組合に入っているのかね。もっとも便利屋的に全然関係のない仕事にあちこち回されるのかもしれない。この辺は日本の会社別(おかかえ、御用組合)風土のなかでの機能の仕方を考えていかないとならない。また、組合問題の観点から検討するのが最重要になるだろう。
派遣という形態がメジャーになった経緯は企業の都合がいいというのだけではない。企業内組合にとってドンピシャの都合のいい制度であったのだ。
派遣という形態はあらゆる職種に及んでいるらしい。本来高い特殊な技能者で需要が特定の時期に集中する職種とか、肉体労働者、季節労働者など、あるいは家庭や個人の一時的、限定的なサービスに応じるための小回りのきく便利な制度だったはずだ。
それが既存御用組合と会社の都合だけで大規模化して産業界の硬直的制度になったところに最大の問題があるのだろう。平成の士農工商問題となりつつある。